団地の幹線道路沿いに咲いている花
幼友達の級友が3月に亡くなって先日49日忌を迎えたところです。昨日奥様から忌明けの香典返しのお品が送られた。忌明けお礼の挨拶状には故郷の飛騨・高山にて49日忌法要を営まれたとありました。
故人は公務員として長く東京勤務だったので、お住いも東京都内にある。親戚縁者の少ない東京より、故郷で忌明けの法要を営まれ、さぞ故人も喜ばれたでしょう。弔意の電話をした際、葬儀は東京で行うと奥様は言っておられました。
香典返しは近年手間を省き、どこでも葬儀当日の「即日返し」が普通です。49日忌の忌明けはお礼の挨拶状だけ、または全く無しの二通りです。忌明けの報告とともに香典返しを行うのが正式だそうです。
故郷飛騨の即日返しは「お茶」が習わしで、忌明けは挨拶状のハガキだけが普通です。ご丁重なご挨拶に恐縮しました。
随分古い本で「冠婚葬祭入門」(昭和45年刊・塩月弥栄子著・裏千家家元の長女に生まれる・正・続)を持っています。それによると「香典返しを受け取っても礼状は出さないのが作法」だとあります。
それでも故人の奥様とは、何度か電話したこともあるし、淋見舞を兼ね二度電話しましたが、お留守でした。