先日、自宅から40キロ、車で約1時間ほどの岐阜県関市・板取の「名もなき池」(通称モネの池)を見に行ってきました。近年ネットの書き込みから評判になり、新聞テレビなどもでも報道され人気急上昇の透明度の高い池です。
名もなかった小さな池がフランスの印象派画家クロード・モネの代表作「睡蓮」に似ていると評判が広がり、”モネの池”として訪れる人で賑わっています。(関市パンフより)
ゴールデンウイークのある日は1日3,000人もの訪問者で遠く京都からも来た人までいたと、NHK県内ニュースが伝えました。
わたしが訪ねた日は平日の水曜日なのに、お天気も良く結構な人出でした。池は根道神社という集落の小さな鎮守の前にあります。県道には30数台くらいしかない駐車場があり、順番待ちでした。
鯉はそれほど入れてなく錦鯉のこの子はカメラの人気ものです。真鯉も数匹います。
水深は80センチくらい、境内の山からの湧き水で池の透明度が高いようです。池の底から湧いてはいないようで、池の通路脇の山側から湧き出る水を、小さい水路で引いているようです。
県道脇駐車場と、新緑香る山並みです。
池のそばには、村営の物産館があり、地元栽培の鉢物観葉植物を売っています。お値段は超お値打ちです。喫茶店や休憩所はありません。
旧板取村は山の国、岐阜県でも奥美濃のどん詰まり、山脈の東側は郡上市や大和町です。深い渓谷の板取川沿いの、平場の狭い地で、「日本のスイス」という標識が幾つか目につきました。県道は2車線で広く整備されていて、村の最奥までモネの池(村の入口)から20キロ足らずでした。
奥には「板取川温泉」や、道の駅らしいのがありますが水曜日は定休日でした。
都会の灰燼にまみれている人・心が疲れている人の癒しの地として最適です。板取街道は別名アジサイ街道、これから咲きます。街道筋は鮎釣りも、塩焼き料理の店、喫茶店なども各所に散在しています。