たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

許されない事件その3

2016年07月28日 | その他

滋賀県大津市に公益社団法人「全国手をつなぐ育成会連合会」という知的障がい者支援組織があって、障がい者に呼びかけた「津久井やまゆり園での事件について」というメッセ-ジが注目されている、と昨日のテレビで観た。
この会長さんは高齢の上品な優しそうなご婦人だった。家族には40代の知的障がい者の息子さんがいて、一緒にテレビにも出た。
そのメッセージを今朝の喫茶店の、中日新聞、岐阜新聞で読みました。フリガナ付きで掲載しているのもあった。優しさに溢れるメッセージでした。

とにかく今回の事件は偏狭な価値観に侵された異端者によるもので、許される犯罪ではない。早く裁判にかけ、早急に絞首刑にすべきだ。そうしないと模倣犯が出る。

昔、家の近くの家庭に二人の息子さんがいて、二人とも軽度知的障がい者だった。愚息の長男と二男が大学生のとき家庭教師を頼まれて、お二人の勉強のお手伝いをしたことがある。この少年たちはよく愚息になついてくれて、バスから降り歩いて帰宅する途中、自宅の前で私と会うと「〇〇君は元気?」と声をかけてくれたものだ。父親とは町内ゴルフで何回かご一緒したこともあり、市立「福祉の里」新築の際は多額の寄付をしたと言っておられた。それから30年近く経つ。この子等は今どうしているだろうか?姿を見ない。
先日は図書館に行って、ひょっとして休館日か、と駐車場で気づいた。それにしては車が多い。すぐに「特別支援学級」の大型バスが来て、父兄の出迎えの車だった。今朝は社会福祉協会の大型バスとすれ違った。障がい者を持つ家庭は少なくないのだ。

今回の容疑者は措置入院までの公的措置は、衆院議長公邸をはじめ、適正に取られている。入院させた後、12日間で精神科医の診断で退院させている。反省していたこと、家族と同居するというので退院させたという。その後のフォーローが無かったことが問題になっている。

今日の読売には「措置入院の特集」が組んであったし、昨日の中日は「なぜ大量殺人が起こるのか」の特集を組んでいた。
朝日新聞はテレビを見て活字にしたような記事や、「時々刻々」など、やたら表面現象だけが詳しい記事ばかりで、調査報道・裏にある深層に切り込む記事がなく三流新聞に成り下がった。
7月20日の岐阜県内版見出し「各務原市長選巡り市政反対派、前松阪市長に立候補を打診」と報道。市政反対派などと勝手にレッテルを貼るな。議会の使命である、行政チェックが正しい会派なので必然的に反対意見が多い政党なのだ。朝日新聞・岐阜市支局記者の知的レベルのお里が知れる。