1月26日の朝日新聞投書に面白いのが載った。
・年賀状が1月3日に郵便局から「10円不足」で戻ってきた。
・出した相手が喪中だったため文面を「寒中見舞い」として年賀はがきで出した。
・相手へのせめてもの慰めの気持ちだった。
・郵便局へ問い合わせたら「寒中見舞い」は賀状ではなく通常はがきになるとの回答だった。
・郵便局とやり取りの末、朱筆で「再差し出し」と書いて投函すれば受け付けるとの回答だった。(注:この郵便局の答えも当方には理解できない)
・1月7日までなら52円で届くと思っていた。局員が文面まで精査して選別した勤勉さに脱帽、局員ははがき内容を読んはいけないと思っていたが、これも間違っていた。
と、いう主旨です。喪中はがきは、家族に不幸があって喪に服しているので、祝賀の儀は欠礼(遠慮)させていただくということのようだ。
投書子は年賀状を使ったのが良くなかった。はがきには「年賀」と印刷してあり、特別料金になっている。
古い本「塩月弥栄子の冠婚葬祭」にも、”慰めの便りを正月中に着くように、出すのはかまいませんが、この場合年賀はがきを使っては失礼になります。”とある。
家の孫も叔父に毎年お年玉を貰うが、いつも母の実家へ行っている。留守中に私が預かって後で渡す。いままで電話でお礼だけだったが、今年は残っていた年賀状でお礼を出すと、住所を聞きに来た。それが8日だったので、10円切手を貼り足して出すよう切手を上げました。