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時刻表検定1級
10km33:04、フルマラソン2:46:31

コスモタイガー漂走記~旧東海道編(5)

2012-05-07 | 旧東海道run!!

東は赤坂宿まで行ってしまい、金銭的にも時間的にも馬鹿にならない状況となった。
ということで、財布と相談の結果、「西なら安い!」と思い、前後から西へ、と考え、本日決行。
とはいえ、前後~鳴海間は日頃から何度となく走ってるコースであり、わざわざ改めて走り直す性分でもない。(O型なもんで・・・)
かといって鳴海は車の駐車する場所も少ないし、等々いろいろ考え、有松から西へ走ることにした。

ということで、前後~有松間の中抜け部分を簡単に書いておくと・・・。
前後駅前の道を西へ、しばらく1本道、国1に合流すると中京競馬場前。
名鉄の高架をくぐると左に桶狭間古戦場(豊明市)がある。(高徳院という看板が目印)
歴史好きにはあまりに有名な、織田信長が今川義元を打ち破った戦いだ。
お隣名古屋市緑区の桶狭間地区にも同様の公園が整備され、双方で正確な場所を巡って争ってるけれど、どっちも正解な気もする。
運動会の騎馬戦じゃあるまいし、何万という軍勢が入り乱れたわけだから、決して広くは無い公園で「ここが古戦場です」っていう表示自体、疑問ではある。
この辺りから緑区にかけて、古戦場関連の史跡が点在し、走ってて楽しいエリアではあるけど、旧東海道は素通り。
有松地区の古い町並みは良く保存されているし、案内板も整備されている。

さて、マイカーを有松駅前のマックスバリューに止め、一路西へ。
町並保存地区で有名な有松だけども残念ながら幕府公認の「宿場」じゃないから、東海道53次の勘定には入らない。
いわゆる「間の宿」ってやつで、今風に言うと単なる休憩所兼土産物街ってところか?
その土産として有名なのが有松絞りだね。

そのまま西進して、鳴海宿へ。
鳴海は正式な宿場で、それなりに雰囲気も残っている。
当然ながら鳴海の方が町としては格上なわけで、名鉄も、鳴海は急行停車だが、有松は準急までしか停車しない。
有松の方が駅前も整備されて明るい感があるし、町並保存も行き届き、知名度も高そうだけど、やっぱり鳴海が上なんだ。
こんなところも鉄道と歴史が微妙にリンクし、現代に引き継がれている感があり、面白い。

案内板に従い、三皿という交差点に出て、県道36号と交差し、そのまま直進。
ひたすら案内板に従い、天白橋を渡り、しばらくすると笠寺一里塚。
名古屋市内に現存する貴重な一里塚。

笠寺観音を過ぎ、名鉄と交差し、呼続辺りは旧鎌倉街道の史跡も残り、意外にも楽しい。

堀田を過ぎていったん国1に合流するが、再び脇道に入り、地下鉄伝馬町駅を超えたところで突き当たる。
「ほうろく地蔵」というのがあり、ここが美濃路(美濃街道)との追分(分岐点)。

国1を横断し、南西に下ると堀川沿いの公園に出る。
ここがかの有名な「七里の渡し」跡。
今は埋立等で海らしい雰囲気はないけれど、ここから桑名まで旧東海道は海上七里(約28km)を行くことになる。

本日はここがゴール。
最寄駅はさっき通った地下鉄伝馬町駅だが、名鉄なら神宮前駅まで歩いた方が良い。
熱田神宮があまりにも有名だが、何度となく来てるところだしね~、寄らずにそのまま帰宅。
走行距離、13~14kmぐらいか?
神宮前~有松間290円、今日は初心に戻って?安く済んだよ~。

(平成26年2月27日追記)地図作成しました。
http://www.jognote.com/jogmaps/5431902

コメント (2)
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