穏やかな気候の中、ひそかに目を付けていた物件で、お花見。
旧三崎小学校城ヶ島分校(現在は「海の資料館」)に行ってきました。
日曜日/木曜日の週２日しか開いてないけど、タダで昭和６年完成の木造校舎を見学できるのは、非常にありがたい。
向かって右側が職員住宅。図面では10畳間ひとつと6畳間ふたつ、そのほか台所などが付いてました。左側が教室棟で、基本的には１部屋ですが移動できるしきりがあって、状況に応じて分割できました。現在は資料室と倉庫、かつての教室の３部屋に分けられています。
その教室。机の高さが膝上くらいまでしか無くて、ちょっぴり衝撃受けた。
ガラスは当時のまま。
よれよれガラスです。華頂宮邸でも聞いた話だけど、今ではこの「よれよれガラス」が欠品で、割れてしまうと復元できない、という悩みがあるとのこと。この分校舎は三浦市の管理下にありますが、予算をあまり割けず、雨漏りの補修などもままならないとのこと。
欠品と言えば
この瓦も欠品とのこと。上掲、玄関正面の写真の右半分の瓦が無いことに気付きましたでしょうか。同じものが無いために修復もできないとのことです。
「昭和六年五月着工、仝九月竣工、工費約一万圓」O.K.は校長のイニシャルか。
分校舎の春。
その後、三浦半島の東側を海沿いに回って
畑の真ん中にある「毘沙門入り口」バス停。
干潟の前にある「江奈」バス停。
金田湾漁協の桜は、ちょうど見頃。個人的には穴場。
受粉が済んだ花は、芯の色が濃くなる。
E-PL2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-150mm 1:4-5.6
この物件はまぁ～ったく気がつきませんでした（苦笑）
ぜひ機会を作って訪れたいと思います。
この日、しぶき亭で食事をしたので、先に知っていればここに立ち寄りました。
三浦海岸の南風コーヒーさんにピットインしました。終日大瀧詠一が流れていると聞きましたヨ。
マグロカツの影響でケーキロスは失敗の巻。ショボーン
週２日のみの公開なので、曜日を確認して行ってみてください。校舎の半分は昔の漁具などが展示してあります。
この後回った南風coffeeは、人がいっぱいいたようなので、そのまま通過したのでした。