存在が気になって撮影のアポを取ろうとしたら、行く度に休業していたんですが、先日ふと立ち寄ってみたら営業していてしかも「11月30日で閉店します」との貼り紙が。その場で自己紹介して「後日撮影で伺いたいのですが」と伝えたところ許可をもらえたので、今日突撃してきました。
もともと家族がやっていたお店をたたむ際に「良かったら使って」と言われて履物店を始めたのが昭和26年(1951年)とのこと。以来改築することも無く2023年まで履物店を続けていたとのこと。詳細は「自分もあまり良く分からない」とのことでしたが、戦前に建てられたことだけは想像できます。なお、縦構図が多かったためインスタグラムへの投稿も兼ねて、画像は正方形にトリミングしてあります。
この正面からして「タダモノではない」感。
建物が通りに対してややオフセット気味に建てられている(向かって左側が奥まっている)。2階部分の向かって左側の張り出しからも、元々通りに面して斜めに建てられていたことが分かる。けどなんで?という疑問は解けないまま。ちなみに「張り出し」部分は2階への出入り口(扉)ではないのは、写真から見ても瞭然。
向かって右側のビルも通りに対してオフセットしているけど、間口は通りに対して平行なのが、謎を呼ぶ。本当は中に入って撮りたいところだけど、さすがにそれは失礼ですよね。
暗かったので手振れしちゃったけど、軒先の裏側。右下側は母屋部分、左上はアーケードを付ける際に付けた張り出し。母屋が通りに対して元々角度をつけて建てられたことが分かる。
このアーケードもかなりの年代物。
お店の方ともお話させてもらえたけど、実はもうちょっとゆっくり撮影したかった。
今回、撮影に使った Zuiko Digital 11-22mm 1:2.8-3.5 という広角ズームレンズ、これを撮るために手に入れた、と言っても過言じゃない。
標準レンズ(大体35mm~50mm)だと、相当離れないと全面が収まらないんですが、11mm(35mm版換算で22mm)の超広角レンズのおかげで、まぁビックリ!しかも歪みもひどくない。
帰り際に立ち寄った、神奈川県内の木造駅舎のひとつ。
の天井。鳥(というかドバト)が入らないように、網が張ってあるんだな。
Olympus E-3 / Zuiko Digital 11-22mm 1:2.8-3.5
このほか、M-1 と Fomapan100 で撮影してきたのが、現像待ち。
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