旅する自転車

所有している自転車は全て、輪行の経験があります。輪行したお陰で…という悲喜こもごもがあるのですが…

・ATB(遠野-釜石)
…初めて"輪行"した自転車。パッキングの大切さを実感しました。つまり「輪行袋に入れる前にしっかり荷造りしないと、酷い目に遭う」。輪行作業のし易さは一番。

・フォルダ(都内、八丈島)
…簡単かな？と買ってみました。車輪を外す手間は無くなりましたが、意外に嵩張るのは想定外。「20インチだから嵩張る」という理由もあるけど、それ以下のタイヤ径では機動性に劣るので、これはこれで良しと。

・鉄レーサー(つくば、伊豆大島、権兵衛峠、遠野-釜石、静岡、奥多摩)
…出撃回数一番、輪行のし易さと軽さと、移動の早さが原因。積載量がネック。

・ランドナー(三島-小田原、小浜-京都)
…輪行の手間も重さもトップ。ただ積載量において並ぶものが無いのと、乗り心地の良さ、風情を合わせると『旅する自転車』。いろいろ手間がかかるけどスケジュールを組むときになぜか筆頭に上がってくる。なにぶん古い自転車なので、パーツや車体を不用意に傷めたりすることを嫌っているものの、結局「じゃ、ランドナーで行くか」ということに。

泊まりがけの自転車旅行を何本か計画してますけど、その大半は「ランドナー前提」なんです。上記の心配事を嫌って「今持ってるものは『自走用』ということで、輪行用にランドナーもう１台…」は、きっと持ちきれないなぁ。

鉄レーサーは鉄レーサーの魅力があって、それなりに写真映えするのですが、ランドナーの居住性の良さは、やはり代わり利かないんだろうな、と実感します。乗る方も結局「旅のお供」と考えている事もあって、いきおい「輪行して出かけたい自転車」っていうとランドナーということになるのかもしれません。