油断大敵

雨に祟られた人も多かったみたいですが、気付いたら３週間近く自転車に乗れてませんでした。

そんな９月27日。奇跡的に晴天と休みが一致したので、いつもの航路いつものところ。

この日はコーヒーではなく紅茶。
しかもガスバーナーではなくスピリッツバーナー。

おいしくいただきました。


この日の紅茶は格別に美味しかった。

シトロエン・エグザンティアを手に入れたとき、ある種の期待に満ちた眼差しで「あんな車でよく遠出できるよね」と言われましたが(そしてその期待は悉く裏切った)、構造のもっと簡単な自転車で「そんな体験」をしてきました。


サドルが…

止めてあるヤグラのネジが緩んできたらしく、ノーズ部分が"お辞儀"。だましだまし乗ってみたものの、ブレーキかけたりしてノーズに荷重がかかるとやはりお辞儀してしまうので、葉山に寄り道してヤグラの絞め直し。


チェーンガードが…

いつも同じところで金属の擦れる音が聞こえてくるので、注意して見ていると、チェーンガードがグラグラ。留めているナット２つの内の１つが落ちてました。一度この症状のお陰でガードを壊しているので二度はゴメンと、早々に外そうとしたら、こんなときに限って残っているナットが意地になって外れない。

ガードを揉むことしばらくすると、なんとか緩んだので、そそくさとガードを外してフロントバッグに突っ込んで鷺舞橋に向かったのでありました。


鷺舞橋に着いたときには"パンクの神さま"のご光臨を仰がなかったことにさすがに感謝しましたサ。

工具一式やパンク修理キットを持たなかったのは迂闊でしたが、行動中のランドナーの受ける振動も相当なものが有ることに、改めて気付きました。

購入時「組み立ててるとき、ランドナーってこんなにネジが沢山あるんだ」とお店でも驚いてましたが、それに加えて輪行のための加工などで両手に余る数のボルトとナットが追加されたこともあって、ウチにある他の３台の自転車に付いているそれら全て合わせたよりも多くのものが付いているのでは、毎度毎度帰宅の度に、全てのネジの緩みの点検が必要になるかもしれません。新しいものなら心配無いのかもしれませんが、この辺は旧いものと付き合うオヤクソクのようなもの、と吹いてみる。


このあと、OURSでパン買って、江ノ島に上陸。


原住民の熱烈な歓迎を受けるw


…帰宅の途中、今回のトラブルは「靴の底の厚さによるサドルの高さのミスマッチ」が全ての原因ということにした。たかが数㍉、されど数㍉。