ちょっと青梅のほうに行ってみたい場所があり、スケジュールを見繕っていたときに、耳元で囁いたヤツがいた。
「東京を代表する峠をひとつ選ぶことになったら、多くの峠野郎がマッハでこの大ダワを選ぶと思われる。」
ええ、"ヤツ"なんて書きましたが、個人的には神様扱いのサイトです。
この辺りには風張峠なんてのもありますが、大ダワのほうがどう見ても美味しそうでしょw。ルートもそのまま、武蔵五日市から檜原街道を経て鋸山林道に挑みました。舗装路ということなので、軽いロード車です。
この日は明け方まで大雨。前日の天気予報から判断し最寄り駅までタクシー輪行しました。9月の遠野行きを思い出します。で武蔵五日市に付くと、予報通り雲ひとつない快晴、気温は暖かく上着もいらない状態でした。
路面は重馬場、写真に写ってますが、舗装に写り込んでます。
組み立てていると、散歩中の地元の人が様子を見に来てちょっとおしゃべり。他にも似たようなことをしている人がいるらしく「いつもの人じゃないなぁ」だって。
朝ドラの終わる頃に出発して暫くは檜原街道を進みますが、路面が完全にウェットなので速度は20km/h未満が精一杯。それ以上出すと背中に泥の線が付きます。ゆっくり走ったお陰で林道に入る前に充分すぎるくらいのウォーミングアップになりました。
檜原村役場を過ぎ、「神戸(かのと)岩」の案内に従って川沿いの道を進み、学校や養魚場を通り過ぎて行くと、やがて神戸岩に付きます。
ちょっと分りづらいと思うので、ラクガキ。
大きな岩山の間を小川が流れていて、例えれば扉の隙間から水が漏れている感じ。ガードレール沿いに林道が走っていて、向かって右側の扉をトンネルで通り抜けてます。トンネルの長さは20m弱で当たり前のことながら照明無し。
沢の部分を手前と通り抜けた向こう側から撮ってみます。
手前
向こう
鎖場になってて、往時はこの流れに沿って奥多摩へと向かったようです。
…しまった、担いで通れば「最初に通った(かもしれない)チャリ」だったのに!
この先、沢沿いの道は15度から20度くらいの勾配が途切れる事無く続いてます。この時点でロード車で来たことを後悔し始めましたが、今さら遅い。"貧脚仕様"と組んだ38Tのチェーンリングでさえ気が遠くなるような重さで、文字通り這うように登っていきます。
途中持参したおにぎりとドライフルーツで休憩を取り、つりそうになる脚を騙してなだめて気がつくと、既に沢からは離れ斜面沿いの九十九折りの道になってました。勾配も気持ち緩やかになり、見晴らしも利いてきて…
…あんな向こうかorz
写真中央あたりの岩肌が見えているあたりは殆どピークでした。
こんな歓迎も受けたりしたり。
こんな景色も。
「マッハで選ぶ」って、良く判るなぁ。
で、鞍部。800mほど登ってきた計算です。
神戸岩からここまでに出会ったのは
・軽自動車2台(下ってきた)
・乗用車1台(登り)
…まぁ、平日で紅葉のピークも過ぎてますから。しかし、ここは東京"都"ですかぁ…
奥多摩方面の展望。山の名前が全く判らないので、写真だけ。
ここからはずぅ~~~~~~っと下りです。
奥多摩側。(終
奥多摩駅に(無事に)着いたのは、12時過ぎでした。
…つづく
"大ダワ"
・檜原から登ったほうが、感動が大きい。
・沢から離れるまでは、ちょっときつい。
・南斜面なので寒さに悩まされることは無い。
・奥多摩側は路面の状態が荒れ気味。
・道を横切る排水のグレーチング前後に窪みがあるので注意。
・下るのが北斜面なので、とにかく寒い。
・ドロップハンドルだとブラケット握りしてブレーキをかけるのは苦痛。
・湾曲部を握ってブレーキ掛け続けながら下るのも、イヤガラセに近い下り坂。
・登りも下りも、休憩を取れるような平らな場所が無い。
・奥多摩側のほうが勾配がきつい。
…とりあえずこんな感じ。
「東京を代表する峠をひとつ選ぶことになったら、多くの峠野郎がマッハでこの大ダワを選ぶと思われる。」
ええ、"ヤツ"なんて書きましたが、個人的には神様扱いのサイトです。
この辺りには風張峠なんてのもありますが、大ダワのほうがどう見ても美味しそうでしょw。ルートもそのまま、武蔵五日市から檜原街道を経て鋸山林道に挑みました。舗装路ということなので、軽いロード車です。
この日は明け方まで大雨。前日の天気予報から判断し最寄り駅までタクシー輪行しました。9月の遠野行きを思い出します。で武蔵五日市に付くと、予報通り雲ひとつない快晴、気温は暖かく上着もいらない状態でした。
路面は重馬場、写真に写ってますが、舗装に写り込んでます。
組み立てていると、散歩中の地元の人が様子を見に来てちょっとおしゃべり。他にも似たようなことをしている人がいるらしく「いつもの人じゃないなぁ」だって。
朝ドラの終わる頃に出発して暫くは檜原街道を進みますが、路面が完全にウェットなので速度は20km/h未満が精一杯。それ以上出すと背中に泥の線が付きます。ゆっくり走ったお陰で林道に入る前に充分すぎるくらいのウォーミングアップになりました。
檜原村役場を過ぎ、「神戸(かのと)岩」の案内に従って川沿いの道を進み、学校や養魚場を通り過ぎて行くと、やがて神戸岩に付きます。
ちょっと分りづらいと思うので、ラクガキ。
大きな岩山の間を小川が流れていて、例えれば扉の隙間から水が漏れている感じ。ガードレール沿いに林道が走っていて、向かって右側の扉をトンネルで通り抜けてます。トンネルの長さは20m弱で当たり前のことながら照明無し。
沢の部分を手前と通り抜けた向こう側から撮ってみます。
手前
向こう
鎖場になってて、往時はこの流れに沿って奥多摩へと向かったようです。
…しまった、担いで通れば「最初に通った(かもしれない)チャリ」だったのに!
この先、沢沿いの道は15度から20度くらいの勾配が途切れる事無く続いてます。この時点でロード車で来たことを後悔し始めましたが、今さら遅い。"貧脚仕様"と組んだ38Tのチェーンリングでさえ気が遠くなるような重さで、文字通り這うように登っていきます。
途中持参したおにぎりとドライフルーツで休憩を取り、つりそうになる脚を騙してなだめて気がつくと、既に沢からは離れ斜面沿いの九十九折りの道になってました。勾配も気持ち緩やかになり、見晴らしも利いてきて…
…あんな向こうかorz
写真中央あたりの岩肌が見えているあたりは殆どピークでした。
こんな歓迎も受けたりしたり。
こんな景色も。
「マッハで選ぶ」って、良く判るなぁ。
で、鞍部。800mほど登ってきた計算です。
神戸岩からここまでに出会ったのは
・軽自動車2台(下ってきた)
・乗用車1台(登り)
…まぁ、平日で紅葉のピークも過ぎてますから。しかし、ここは東京"都"ですかぁ…
奥多摩方面の展望。山の名前が全く判らないので、写真だけ。
ここからはずぅ~~~~~~っと下りです。
奥多摩側。(終
奥多摩駅に(無事に)着いたのは、12時過ぎでした。
…つづく
"大ダワ"
・檜原から登ったほうが、感動が大きい。
・沢から離れるまでは、ちょっときつい。
・南斜面なので寒さに悩まされることは無い。
・奥多摩側は路面の状態が荒れ気味。
・道を横切る排水のグレーチング前後に窪みがあるので注意。
・下るのが北斜面なので、とにかく寒い。
・ドロップハンドルだとブラケット握りしてブレーキをかけるのは苦痛。
・湾曲部を握ってブレーキ掛け続けながら下るのも、イヤガラセに近い下り坂。
・登りも下りも、休憩を取れるような平らな場所が無い。
・奥多摩側のほうが勾配がきつい。
…とりあえずこんな感じ。
もっと西には松姫峠などもあるのですが、峠に取りかかるまでの道がちょっと長かったので、今回は手前にしました。
舗装路と書かれていると、ATBにすべきかロードにすべきか悩むところですが、今回はコレで良かった気もします。
>サイト
…なんか"いい感じ"なんですよね。
行こう行こうと思いつつ、未だ行かずじまいです。
ちなみに、そのサイト、僕もお気に入りに登録してあります。