泊まりがけでツーリングに行きたくて、木曽に行ってきました。中山道の宿場とのセットです。
・1日目
早朝に出発し、E351系の乗り心地と中央西線の詫び寂びを堪能すること6時間半。南木曽駅に降り立ち、そこから妻籠宿まで中山道を辿ります。ちょっと走ると…
…妻籠の一里塚。いよいよ旅の始まり。
妻籠に着いて、泊まるは民宿「阪本屋」。
・2日目
本命の日。馬籠峠→神坂峠→横川峠→清内路峠という超人的なスケジュールを組んでみたものの、馬籠峠登りで機材・機関ともトラブルが発覚し、断念。南木曽駅前の「民芸石川」のご主人から勧められた大平峠(おおだいらとうげ)へと舳先を巡らせることにしました。
トラブルは・シート高の設定が低すぎた・修理したコッタピンが緩んでいた(ピンは打ち込んであったが、ペダル軸を固定していなかった)・ツーリング前の準備運動不足による脚の疲労。出発前に結構バタバタしていて、使用機材も出発ぎりぎりまで確定しなかったことや、直前に風邪をひいたり、といったどうしようもないことばかり。
大平峠への道は、妻籠から西に進み清内路村に向かう道の途中から分岐します。もともと中山道から飯田に向かうバイパスに出来た『大平宿』に抜ける道。鉄道や道路の発達によって人も通わなくなり、集落は離散してしまいましたが、体験学習などで地方から宿泊にくる生徒がいるので、有志で維持管理していると教わりました。
紅葉はこんな感じ。
妻籠からの登りみち
大平峠/木曽峠
…ダブルネームですが、大平と木曽谷を結ぶという意味ではどちらも正しい。
そして下る。
峠から大平の集落へ。
大平の集落。
タイムスリップした、というか異界に迷い込んだ気分。普段、人の住まない集落って、こんな空気なんだ、と。紅葉は『素晴らしい』の一言に尽きます。
自転車で、というより『ランドナーで』行って良かった、と心から思えたところ。
峠の頂上まで17km、標高差900m。平均勾配53パーミル。往路は3'30"、復路は1'30"。
・3日目
妻籠を10時ころ出発し、平均勾配6パーミルを、峠の展望を楽しみにえっちらおっちら6kmを登りあげ、馬籠峠。
…展望は望めませんでしたが、木曽路のどん詰まり。この先は馬籠宿、そして落合宿までひたすら、ただひたすら下り坂です。今までの汗(と(心の)涙)が乾く瞬間です。
ヒャッハ…したい気持ちを鎮めたのは『マファック・クリテリウムとギドネットレバー』。笑える人だけ笑ってください的なネタ。馬籠宿で『五平餅と野沢菜のお焼きを食べる』という崇高な使命を果たし、
木曽路の終点、「ここより北・木曽路」の一里塚と「美濃/信濃・国境」の碑と、新茶屋。
落合川駅まで下り、ここで宅急便に自転車を預け、恙無く旅程を終了したのでありました。
最後に、馬籠宿を出たところから見た恵那山。
あの向かって左側の峠を越える計画でした。諦めきれないので、自戒を込めてここに貼っとく。
・1日目
早朝に出発し、E351系の乗り心地と中央西線の詫び寂びを堪能すること6時間半。南木曽駅に降り立ち、そこから妻籠宿まで中山道を辿ります。ちょっと走ると…
…妻籠の一里塚。いよいよ旅の始まり。
妻籠に着いて、泊まるは民宿「阪本屋」。
・2日目
本命の日。馬籠峠→神坂峠→横川峠→清内路峠という超人的なスケジュールを組んでみたものの、馬籠峠登りで機材・機関ともトラブルが発覚し、断念。南木曽駅前の「民芸石川」のご主人から勧められた大平峠(おおだいらとうげ)へと舳先を巡らせることにしました。
トラブルは・シート高の設定が低すぎた・修理したコッタピンが緩んでいた(ピンは打ち込んであったが、ペダル軸を固定していなかった)・ツーリング前の準備運動不足による脚の疲労。出発前に結構バタバタしていて、使用機材も出発ぎりぎりまで確定しなかったことや、直前に風邪をひいたり、といったどうしようもないことばかり。
大平峠への道は、妻籠から西に進み清内路村に向かう道の途中から分岐します。もともと中山道から飯田に向かうバイパスに出来た『大平宿』に抜ける道。鉄道や道路の発達によって人も通わなくなり、集落は離散してしまいましたが、体験学習などで地方から宿泊にくる生徒がいるので、有志で維持管理していると教わりました。
紅葉はこんな感じ。
妻籠からの登りみち
大平峠/木曽峠
…ダブルネームですが、大平と木曽谷を結ぶという意味ではどちらも正しい。
そして下る。
峠から大平の集落へ。
大平の集落。
タイムスリップした、というか異界に迷い込んだ気分。普段、人の住まない集落って、こんな空気なんだ、と。紅葉は『素晴らしい』の一言に尽きます。
自転車で、というより『ランドナーで』行って良かった、と心から思えたところ。
峠の頂上まで17km、標高差900m。平均勾配53パーミル。往路は3'30"、復路は1'30"。
・3日目
妻籠を10時ころ出発し、平均勾配6パーミルを、峠の展望を楽しみにえっちらおっちら6kmを登りあげ、馬籠峠。
…展望は望めませんでしたが、木曽路のどん詰まり。この先は馬籠宿、そして落合宿までひたすら、ただひたすら下り坂です。今までの汗(と(心の)涙)が乾く瞬間です。
ヒャッハ…したい気持ちを鎮めたのは『マファック・クリテリウムとギドネットレバー』。笑える人だけ笑ってください的なネタ。馬籠宿で『五平餅と野沢菜のお焼きを食べる』という崇高な使命を果たし、
木曽路の終点、「ここより北・木曽路」の一里塚と「美濃/信濃・国境」の碑と、新茶屋。
落合川駅まで下り、ここで宅急便に自転車を預け、恙無く旅程を終了したのでありました。
最後に、馬籠宿を出たところから見た恵那山。
あの向かって左側の峠を越える計画でした。諦めきれないので、自戒を込めてここに貼っとく。
全ての風景に良くお似合いです。
大平の紅葉は素晴らしいですね。
天気も最高でよい時期に行けて良かったですね。
お疲れ様でした。( ´ ▽ ` )ノ
色々トラブルもあったようですが、ランドナーは大正解だったのではないでしょうか!?
挙げたらキリが有りませんが、二枚目の写真なんか、本当に良いですねぇ。
古い町並み(集落)は、ツーリング車>オールドレーサー>その他、って感じでしょうか(笑)←個人的な感想デスが!
写真に残したいシチュエーションが沢山で、なかなか進まない様子が目に浮かびます( ´ ▽ ` )
天気も良く、良い旅となったようで何よりデス。
旧中山道!
「いちにちじゅうやまみち」と読んだアナウンサーがいたとか。あはは
旅程が確定したのは1ヶ月前でしたが、紅葉は期待していなかったので、大平の集落は本当に「素晴らしい」の一言でした。
ツアラーもレーサーもともにホリゾンタルのフレームのため、きっとどこにおいてもそれなりの絵になる(筈な)ので、あとは気分次第で使い分けしてます。ウチの看板役者ですねw
>なかなか進まない様子
…でもなかったのですよ。詳細はまた。
今回も思い出深い経験になりました。
>いちにちじゅうやまみち
…一日どころか、2~3日山道から抜け出せませんてw
自分も行きたくなりました。
あと半月もすれば、山下公園の公孫樹も黄色に染まり、素敵な散歩道になりそうですね。
自転車と落ち葉と相まって哀愁が漂う写真ですね。
>哀愁
…うらぶれた雰囲気でも、それなりな景色にしてくれるので、重宝してます。