CozyConer

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新緑の青梅丘陵

2008年06月01日 | 登山・ウォーキング

P1020092  沖縄から入梅の声が聞こえ、関東地方も、もう間もなく梅雨入りするだろうと思われる中、昨日の雨がウソのように晴れ渡った日曜日、自宅でのんびりとしていることが、ボクらには出来なかった。早朝より洗濯や弁当作りの準備に励んで、本日はJR青梅線に揺られて青梅丘陵を散策してきたので、ここにご報告しよう。

 西武拝島線の拝島駅からJR青梅線に乗換え、青梅で更に奥多摩行きに乗り継いで下車したのは軍畑(いくさばた)駅。人気のコースがあるのか、多くのハイカーが降り、小さな駅前はハイカー達でごった返していた。さてとシューズの紐をキュッと締めなおし、いざ出発だ。まず目指すは雷電山。榎峠まで車道を歩くが、この峠から登山道になる。しかも一気に登る急坂だ。所々階段が整備されてはいるものの、昨日の雨で足場がぬかるんでいるので注意が必要である。登っては降るを繰り返し、徐々に高度を上げて行き、どうにか雷電山の頂上に到着。ハイキング道から少し外れたところに山頂はあった。標高は494m、眺望はそれほど期待できないが、木々の間から街並みがチラチラと見ることができる。P1000510 軍畑から約1時間程で本日の最高峰に到着したことになる。ちなみに腕時計の高度計は495m、誤差1mなのでまずまずだ。単純に気圧で高度を計算しているだけなので、今日のように安定した天気だと正確な値を表示してくれるものの、あくまでも目安として過信しないようにすべきだろう。でも今回はこの高度計が位置把握の重要な目安となったのであった。

 雷電山を後にして、更に尾根伝いを進む。途中何度もアップダウンを繰り返し、ピークを超える度に、「もうこれで最後じゃないか?」という思いを裏切られてきた。案内本によると初心者コースなのだが、案外しんどいコースだと思う。低山ハイクだと思ってなめてかかると大変だ。でもこんな近場で歩き応えがあるコースでもあるので考えようによっては楽しいコースと言える。名郷峠の先のピークを一気に登り切ると視界がぱっと開けた。遠くに西武ドームの球場も見ることができる。ここで楽しみのお昼である。いつもはおにぎりなのだが、今日はなんと高菜チャーハン。いつも美味しい弁当を作ってくれるまぁ坊と、素晴らしい眺望に感謝しながらのお昼となった。

 あとは徐々に高度を下げていくだけだが、2時間を過ぎてもまだコース半分ってところだろうか。急激なアップダウンは無くなったが、足腰がくたびれ始め、そして肩こりまでひどくなってきた。何故だろうか?変わり映えのしない林間コースなので自位置を確認するのに、現在の高度と地図を照らし合わせることで大体の場所を確認していった。P1000536やがて矢倉台という見晴台を過ぎると道幅も広くなり、すっかり山道というよりは地元の散歩道という感じになってきた。事実すれ違う人達の格好が普段着な人達ばかりになってきたのであった。 小1時間程降ると、青梅鉄道公園に到着する。ここでトイレを拝借しようかと思ったが、入場料が必要らしく、しかも親子連れだらけなので休憩するのもはばかる感じがして、そのままスルーすることにした。でも場内には懐かしい電車が飾ってあったので思わずパチリ。昔の青梅線で活躍していた茶色の国電、通称チョコ電だ。今にも走り出しそうな感じで展示されてあった。

 ここから10分ほど降るとJR青梅駅である。青梅の街といえば、昭和レトロをモチーフにした商店が並んでいるのだが、今日は足腰ガクガクになっていたので立ち寄ることはしなかったが、機会があれば散策してみたいと思っている。そして駅もそんなレトロ調になっており、古い映画の広告等が壁に描かれていた。ホームのベンチに腰掛けて、次の電車を待つ間に今朝入れたコーヒーをポットから注ぐ。まだ熱々だ。そして冷凍して持ってきた笹ダンゴ。調度良く解凍されていて、これがコーヒーと良く合うのだ。ここのところ冷凍和菓子がちょっとした我が家のブームとなっている。総行程9キロ弱、4時間半の低山ハイクだったが、歩き応えとしては大満足。持参した歩数計は25000歩をちょっと切る程度だった。ちなみに消費カロリーは670キロカロリーとのこと。疲れた割には減らないものだ。今日のコースの詳細は、まぁ坊のブログを参照してもらうこととし、良い天気にも恵まれて楽しいハイキングとなったことを報告の締めくくりとしたい。