cry&smile

海外ドラマの感想、子育て、結婚時代のいろいろなど、ありふれていると思ってるのは自分だけらしく、怒涛の日常を綴っています。

アカデミー賞その後と ラジー賞のその後

2022-04-12 10:52:00 | 映画

先月末から書き始めて、やっとブログアップします。もう桜散り始め…月日が過ぎるのは早い。

 

もう、アカデミー賞関連はウィル・スミスの話題で持ちきりで。いろんなものが霞んでしまいました。

 

暴力もいかんがその後の発言がもっといかんかったらしいですね。
英語難民でも、言ったらいかん言葉ぐらいは知ってますよ。

そして、運営側から退場を促されたのに居座ったのも、主催側からすれば心象悪いですよね。

日常はそんなに感情爆発させる人ではない様ですが、
人の堪忍袋はどこで切れるかわかりませんね。

 

コメディアンのロック氏は
あれが芸風だったんだろうし、
黒人同志だからできるギリギリの線を狙ったんだと思うんです。
そこはプロとしてセレブなスミス家の懐で遊ばせてもらう、茶化される、ぐらいの信頼感がお互いあったんだと思いますがね。

ウィル・スミスほどの財力も影響力もある人なら、
気に入らないなら今後ロックを黙らせ制裁することなんか簡単だったろうに、と思い、残念でなりません。

アカデミーからの退会を表明したの事ですが、
ネットフリックスのドラマ作成が取りやめになったり、
今後もいろいろありそう。

現時点では、アカデミー賞関連に10年出禁だとか。授賞式出なくても、アカデミー会員でなくても賞は取れるし、元々娯楽作品に出ることが多いウィルなのであまり関係ないかもですが。


4月18日の発表を待ちましょう。

 

私は、この事件はウィルと奥様の関係性に問題あるんじゃないかなー。
かもしれないなーと思っているのですが。

 

ウィル、奥さんに叱られてないといいな。

 

 

さて、われらがブルースウィリスが、病気のため俳優業を引退するとのこと。

アカデミー賞の前日に、最低映画賞のゴールデンラズベリー賞の授賞式があります。

今年はブルースウィリスが出た8本の映画のみがノミネートされた
「ブルースウィリスによる2021年最低映画賞」
が特別に作られたことで、
話題になって、もしかしてその8本、いや、受賞の1本でもいい。日本でも見れる?とわくわくしていたのですが、
引退を受けて賞を取り消すとの事。

2021年に公開された低予算のアクション映画が8本ってペースもすごいと思うのですが、それが失語症と闘いながら撮影されてたことも驚きです。

うちの父が今年初めに脳卒中で一瞬失語症だったのですが、
本人も戸惑うし自信失うし、まわりはもっと対応が大変だったと思う。
撮影現場で段取りが分からなくなりあわや事故、という状況もあったらしいですし、まわりはもっと早く辞めさせたかったのかもしれませんね。

失語症で一番びっくりしたのは、言い間違いが凄まじいこと。
呂律はしっかりしてるのにとんでもないこと言い出したり、ボケたんじゃないかってくらい状況呑み込めてなくて、質問に明後日の方向から回答したり。うちの父の場合、本当に人がかわったと人格疑うぐらいの症状。

症状が似ているかはわかりませんが、
これで仕事やり遂げたなんて。さすがわれらのヒーロー、ブルースウィリス!

 

ブルース・ウィリスといえばダイ・ハード シリーズ。
何度やられても立ち向かうジョン・マクレーンに胸熱で
毎回映画を見ていました。

ブルームーン探偵社の愛らしい探偵さんも大好き。

音楽もお上手で。
そういえばCD持ってたな。どこ行ったかな。

一番のお気に入りはアルマゲドン。また見たいなあ。

 


PERSONA3劇場版 #4 見てきました。

2016-01-27 12:50:45 | 映画
こんにちは。
御無沙汰しております。

明後日に控えた坊の高校受験に少々気が上がっているうぐいすきなこです。

はあ。
うまく切り抜けてくれることを祈るのみ。
一応、第一志望なので。

そんな中、この冬はこれまでチェックしていたものなど見たい映画が目白押しで、
第一志望に受かってくれれば、心置きなく楽しめるんだけどなー。などと都合のいいことを考えたりしています。

まずは、見てきた映画

persona3 #4 final
初日一番目で見てきました。

去年、#3を見に行ったので、その続き。
#1、#2はすっ飛ばして、いきなり#3を嬢に見せられたんですが、
ほっこり修学旅行!と思ってたら、キャストが死んでいく!!最後には奴がシャドウだって?ってところで終わったので、これは続き見ないと気持ち悪いわーと思ってて、その続編。

嬢の付き添い半分、読みかけの本を読み切るような気分が半分。
嬢はグッズを数点買い、ポップコーンセットを買ってご満悦。

実は当日、たくさん封切りがあってチケットカウンターは長蛇の列。
もしかして間に合わんかも。
もし並んでる全員ペルソナだったら満員で入れん!(いや全員って。そんなことはないのわかってるけど)
というなか、チケットを買う私、グッズを買う嬢、と分担でほんとにギリギリ本編に間に合って見た。

こんなスリル満点なのは久しぶりやなあ。




本編はネタバレしない程度に感想を。

アニメとかゲームって、TVでするドラマより宇宙の法則の核心をついているものが多くて、
この映画もそうでした。

あーゲーム画面だと、たぶんここまでいろいろ集めてレべ上げしてラスボス倒すんだよなー。
とかゲーム音痴の私は推測しながら見ていたところもありますが。

生死について思春期・青年期に深く考えることがあると思うんだけど、
その答えの一つはここにあるなあ。と
深く心の芯を突いてくるストーリーでした。
ほぼ全編泣きっぱなしで最後は頭が痛くなるぐらいだった。

さらに信じるか信じないかは自由だけど、
パラレルワールドってこんな風に存在してるんだろうなあ。なんてちょっと腑に落ちたりもしました。
実際、自分の時間軸にたくさん平行の次元が存在していて、ちょっとした選択で分岐して
沢山のパラレルワールドを渡り歩いてるのかもしれないなあ、なんて思ったりして楽しかった。

嬢は、桐条さんの父上が娘が成人したら生まれ年のワインを一緒に飲むのが夢だった、ということを知るところがあるんだけど、
あれ、いいよねー。って言ってた。

そりゃお金持ちだからちゃんと保存できるんだろうけど、
母さんが保存してたら、酸っぱいマズイ酒になってるかもよ。
と夢を壊すようなことを言ったのだが、

父親の愛を感じるわー。味なんかどうでもいいのよ。不味かったらマズイでそれもあり。
などと言っておりました。

ふむ。
まあ、嬢の父親は生まれた時点から毎月少額の子供貯金をつづけているらしく、成人になったらあげるらしいけど。
金とワインの差かあ。そこに愛情を感じてくれるんだろうか。嬢は。

ペルソナシリーズは、絵も好きなんだけど、音楽が!!音楽大好き。
サントラほしいなあ。

アルバイトで懐が潤ってる嬢は、DVD全編買ったら見ようね!と至極ご満悦でした。

劇場予告編はこちら















映画見てきました2(6さいのボクが大人になるまで)

2015-03-23 17:24:33 | 映画



次の日、娘と二人で「6さいのボクが大人になるまで」を見に行ってきました。
他の地域では普通のシアターだろうと思いますが、
この地域はミニシアターでの上映でした。

町の中心にあるので、車で移動する私にはなかなか足が遠かった劇場なんですが、
ラインナップがとても素晴らしくて、
会員になって月二回(二週間でプログラムが変わるので)見に行きたい気分です。
予告の時点からテンション上がってた二人。
繕い縫う人の予告をみて、私、あんな人になりたいなって言ってる娘。
セッションの予告で、音楽の狂気だね。好きやわぁ。って言ってる私。
インドのサスペンス映画の予告を見て、目が輝いている娘。
また今度観に来ようねと意気投合。

三時間弱と結構長い映画なんですが、
全然そんなことは感じない。
小さな本当に幼いころからずっと、
フィクションでありながらノンフィクションのように映像が流れていく。
例えば、ずっとホームビデオを流しているような。

ドラゴンボールみてるちびっこが
数年後ハリーポッターの出版イベントに並んだり、
15歳の大人じゃないけど大人ぶってる誕生日とか、
離婚したけどずっと父親とは繋がっていて、
家庭はいろいろ変化はあるけれど
その年代で抱えてる問題を父親が相談に乗ったりクッションになったりするところとか。

今まさにシングルで育て生きている自分にとって
どの瞬間を切り取っても共感できる
リアリティー溢れる映画だった。


ネタバレになっちゃうけど、最も共感、考えたシーンが
母が、子が二人とも大学に巣立つので家を処分するから必要な物だけにしてもっていきなさい。
私の部屋にあなたたちのガラクタはいらないないから、って言ってるシーン。
と、実際に息子が大学の寮に引っ越すときの母親の台詞。

姉も弟も帰る場所がなくなるってしゅんてするんだけど、
私もあと4年後そうしようかなーって思ってて。
やっぱ傷つくかあ。
まあこだわりの強いうちの子たちはゆるさないんだろーなって感じてはいるので、よく考えよーって思いました。
そして長いと思ったらあっという間に子育て終わって、あとは自分の葬式だけだって嘆く母の気持ちにも強く共感した。
彼女は本を出版する、っていう新しい夢に向かっていくんだけど、私はそういう夢を持てるんだろうか。


いろいろ共感し、考えました。

最後の言葉がこの映画のすべてでした。
「瞬間」はずっとつながっているって。

過去も現在も未来もこうやって脈々と続いていくんだよなあ。



映画見てきました1(ナイトミュージアム3)

2015-03-23 17:04:49 | 映画
ナイトミュージアム3と、6才のボクが大人になるまでを見てきました。

毎年8枚申請できる映画割引チケットをまだ3枚残していたので、
この週末は映画を2本見に行ってきました。

まず、公開初日3月20日に行ってきたのは「ナイトミュージアム3」
1の時からの大ファンで小学生だったうちの子たちももう中高生。
最終章ということで家族全員で初日のお祭り気分で行ってきました。
おなじみのキャラで今度は大英博物館が舞台。
ネタバレしちゃうので内容は控えますが、
ルーズベルト大統領役のロビン・ウイリアムズの遺作になってしまった映画なので、
最後の方では内容に関係なく涙が止まらんかった。
最後に楽しいシーンがあるんだけど、そこでも構わず号泣してて、息子にどーした、って言う風に見られてたよ。
いい役者さんだったのになあ。
最後がこんな楽しい映画で救われた。
ありがとう。ロビン・ウイリアムズ。

今回大英博物館なので、
円卓の騎士ランスロット卿や、
アクメンラーの父母が登場。

今回もカーボーイとローマの騎士のコンビや、
ルーズベルト大統領とサカジャビアの恋、
やんちゃなデクスターは健在。
本当にこれぞ娯楽映画!!
ハリウッドばんざい、って感じ。

帰ってから、金曜ロードショーで1の方をしていたので、
引き続き鑑賞。
あんなにみんなまとまりなかったのにねーなんて
また楽しく見てました。
小さかった息子のニッキーだって3ではもう高校3年の設定だし、
月日の流れるのは早いわあ。

次の一本は次回の記事で。



かぐや姫の物語

2015-03-16 16:54:31 | 映画


金曜ロードショーでかぐや姫の物語を見ました。
正確にいうと、録画して昨日の日曜の夜に見たのですが。

たけのこの苦悩、
何故悩みのない月の都からわざわざ修行にやってきたのか、
っていうところが、
別の所で聞いた話とリンクしていて、
最後に羽衣をまとって月に帰ってしまうシーンは感極まりました。

かぐや姫だけではなく、
私たちも望んでこの地に生まれ落ちるのだ、ということ。
悩みのない天界では魂が磨けないので、
この世にやってきていろんな苦難を乗り越えることで
もっと輝ける魂を手に入れられるのだということ、
それが、この世で「生きる」ということだと。

出世欲の男性性―父と
わが子を守る女性性―母
いつも子は親の進む道や決めた道に翻弄され
いろんな価値観を身に着け
一個人として旅立つ。

今少しずつ娘と冷戦体制に入って行っている身とすれば、
うちの子もようやく5人の求婚者に難題を出して自分の求める「大切な物」を探しに出られるようになったところかな。

うちはひとり親で父親役も兼務なので、
なかなかいろいろタテついてくることも多くなったわ。
未来の夢も見据えているし、
あとは母さん、お金だけ用意してくれればいいわ、とか
言われるようになるんかなー。


古くからの物語ですが、
今の女性の葛藤にも通じるものがあって、
共感しながら見ていたんですが、
これが男性の監督だという所がすごいわあ。

タカハタ監督、すばらしいです。