cry&smile

海外ドラマの感想、子育て、結婚時代のいろいろなど、ありふれていると思ってるのは自分だけらしく、怒涛の日常を綴っています。

伝言ゲームっすか?

2012-09-26 12:06:52 | 高機能自閉症
今日は市内の6年生が集まって体育祭をしています。
うちの息子、ひよこは、

行くのやだー

と言っていたのですが、
娘のここあが、

行かなかったら後悔する。私の二の舞になるな、

みたいなことを言い、
しぶしぶ行くことにしました。
が、 何時に集合とかいう細かい連絡がうちの子まで届いてなかったらしく、
(別室登校、さらに昨日は午後から行ったらしく…先生と顔を合わせてなかったのか…)
夜、塾だったので、友達に聞いてみて、と言ったところ、

いつも通りの登校で、学校で体育服に着替える。

と聞いてきたひよこ。

おおーそうか、と、
今朝は弁当を作り、いつもの登校時間に何とか間に合う時間にやっと起きてきて、
ごはんを食べていたところ、

学校から電話…嫌な予感…
時間はすでに7時45分。

バスは7時40分に出てしまったとのこと。
ほかの子もいるので一緒に出発するので、至急学校に来て、との連絡。
さらに、体操服で来て。と。
えー、学校で着替えるんじゃなくて?

いったいひよこは何情報を仕入れてきたんだろうか。
もう6年生だし、自分で段取りして、自分である程度の情報を仕入れられる年だと思うし、
そうすべきだと思っているのですが、
まだ、ポカッと抜けていることは多いので、
「今日は学校で担任の先生、もしくは別室登校のクラスの先生に、
○○の時間、集合場所、持ち物を聞いてくるように」
と念押ししたりメモ置いたりはしているんだけど、
それが信頼できる情報なのか、誰に聞けば正しいのか、とか、
まだそこらへんが解っていなかったようで、
変な伝言ゲームに引っかかっちゃったようです。

むむう、先生に電話すべきだったかなあと反省。

聞いたら、絶対行かないといけないから、わざと学校で聞いてこなかったのかなあ…


来月に個人懇談があるのですが、
学校に来てクラスに入らないことは、やはり先生も懸案事項で、
教育相談に行ったら?などの指摘も受けるのですが、
相談に行って行けるものなら、とうに行っているのです。
ここあの時に一緒に相談もして対応してみたりもしたのです。

あの時は、学校にほぼ行っていなくて、
行っても廊下でうろうろしている状態だったので、
今は、別室登校でも毎日遅刻しても、
休まず行っていることが
私にとっても、ひよこにとってもすごいことなんですけど、
レベルが低すぎる、って思われちゃうんだよね。

自分の居場所ではないと一度突っぱねた学校に
また自分で通っているのだから。

…まあ、それを学校の先生に分かってくれっていうのは無理だと思うけど、
私は、人間として少しずつでも成長している、元気でいてくれれば、もうあとは何とかなると思っているので、
自閉症特有の「好きな事柄の知識に長けている、かなりの集中力」を切り札に
普通の子どもが進む道じゃなくても、多少外れてもOKかなあと思ったりしています。

本人も、
おれ、やっぱり勉強しなかったこと後悔するわ。少しやった方がいいと思う、
と、彼なりのペースで勉強も始めているし、

なるようにしかならない、
親のしたいようにはならない、
本人のなりたいようにしかならない(なりたいようになれる)
ってことなんだろうなあ。

親は、そばで旗ふって応援するだけだなあなどとちょっと寂しく思ったりします。



思春期やなあー

2012-06-24 08:07:19 | 高機能自閉症
最近のひよこは、

いらいらする
やる気起きない
別になんでもいいい

ぐらいの言葉しか聞かない。

おおー
もしかしてウツ??と思ったけど、

爆睡してるし、
ご飯はどんぶり飯だし、
適度に清潔にしてるし、
物欲はあるし、

いやぁ、思春期…ですかね。

他人と比べて自分はどうだ、とか
最近そんな発言も多いし。

自分が個性的なことに
ようやく気づいたらしい。

友達との付き合いの距離とか、
なんで、あいつはそういう行動に出るのかとか、
俺は、どういう風に見られてるのかとか、
気にしてる。気にしてる。


別件で私が気になってるのが、
学校で、友達じゃない知らない奴によく「キモっ」っていわれるらしい。
で、自閉ちゃんは、容易に忘れられないので、
どんどん、その嫌な記憶が積み重なっていく。
それって、うちの子にとってかなりのダメージ。
知らない奴が勝手に自己肯定感を下げに来ないでほしい。
なにを根拠にうちの子をキモい扱いするのかしらんが。

最近の小学生、本当の意味でなく、そう言った中傷の言葉を使う子多いなあ。
ここあも、見たことないやつにすれ違いざまに「キモい」っていわれたって小学校のときよく言ってた。

…不登校オーラが、異質にとられて、
そんな風に言われるのかな…と思ったりしますが、
大体、そんな言葉を発したところで、誰も幸せにならないし、ストレス発散にもならないだろうに…
学校生活が病んでるのかなあ。

気にしたところで、実際あなたは全くキモくないので、
ああ、あの子も大変なんだなあと思ってやりなさいな。
ま、中学生になったら、みんな自分のことで精一杯になるから、
今年一年間ぐらいだよ。
と話しています。

いちいち気にすんなよ!
が、とおらない子はこれからが大変かもなあ…



リレートーク

2012-06-06 12:34:08 | 高機能自閉症
先日、たくさんのえらい先生方の前で、
育児体験を話す役割を終えてきました。

持ち時間8分で、
ここあとひよこの話。
不登校児と自閉症の話です。

ざっくり、自分の子が自閉症と診断され、受け入れる家族の苦悩、
育てにくさ、その中にある喜び と
家庭環境と子ども自身の個性から不登校になった(してしまった)母の反省、
子の受け入れかた、壁にぶち当たったときの助けの求め方、
これからの希望、
みたいな話をしてきました。

自分のことを話すのは、なんとか言葉はででくるのですが、
自分以外の人のことを客観的に
しかも、あまり他人に言いたくないことを
教育者の前で話すので、

これって、何かの罰ゲームか、

ってくらい緊張した。

私のほか、6人が発表したのですが、
みんな、世話人の方から頼まれて、快諾したんだと勝手に思ってたら、

口車に乗せられた。
断れない方向に持ってかれた。
勝手にタイトル決まってた。
など。

あーやっぱりー。

でも、世話人の方は憎めないかたなので、
ぶつぶつ言いながら、みんなちゃんと来ていました。

発表したのは、20歳の学生から、子供が30歳のお母さんまで、
幅広い年代でした。

自分の幼少期のつらかったことにどう向き合ったか、や
子育てを通して自分に向き合っていること、や
壁にぶち当たったとき、人とつながることの大切さ、など
たくさんの人生ドラマがあり、
ほんとうに感激しました。

命の授業で、テレビ寺子屋でも出られたことがある(らしいのです。私は見てないのですが)
この地区でかなり有名な児童教育の先生が、

「その原稿ください。冊子にします!!」

とおっしゃって、
おおーすごいことになってきたぞー
と出席者と盛り上がり、
もう一回、ちゃんと原稿仕上げて、提出しました。

私が、何気なく手に取った体験談で、勇気をもらったように、
どこかで誰かに同じことができたらいいなあ。

良い機会をいただきました。








教育懇談会

2012-05-19 20:48:49 | 高機能自閉症
今日は、月1回の、教育懇談会の日。


不登校&発達障がいをもつ母たちが、

以前先生をしておられた方や、
障がい児教育に携わっている方や、
不登校の支援をしている方などを講師として招いて、

相談をしたり、
お互いの近況報告をして情報交換したり
愚痴こぼしをしたり、
の会です。

今回は、元教師の方で、共働きで二人のお子さんを育てられて、
娘さんが不登校で…という経歴の方をお迎えしたので、

早速、うちの不登校娘と発達障がいの息子について、相談。

家族、親せきからの冷たい視線や、
親の葛藤など、
たくさんのことを受け入れていただいて、
励ましていただいて、
時間もたくさんかかるけど、
決して無駄な時間ではないよ、
と勇気をいたきました。

いつも、ほかのお母さんのお話を聞くのも、
すごくためになって、
勇気が出て、
癒されて、
次の課題が見えたりして、

本当に、大事な時間です。

自分や家族の弱いところや、見せたくないところを出すのは
なかなか勇気がいるんだけど、
だからこそ、
深い話し合いができるのです。

また一か月頑張るわー。
元気でたー。






担任と面談

2012-05-12 13:32:21 | 高機能自閉症
今日は、子供たちが月一回父親と会う日なので、
久々のひとりを満喫中

…と言いたいところなのですが、

家の中が散らかり放題
(特にひよこの仕業なのですが)

ったく、どこから手を付けようか…
と迷った挙句、
やる気がおきなくて、日記書きに逃げています。


で、昨日の夕方、ひよこの担任と面談してきましたが、
直近の問題として、
運動会の練習

学力について
があり、

ます、運動会の練習は
高学年は組体操なので、練習に出るに越したことはないが、
出られないときもあるだろうから、
そんなに重要なところには配置しない、と。
どうせ、いなくてもいいんだろ、と思われなく、
全体練習でも必ず誰かと組む、とかじゃない方法で、
あまり絡まないかんじで組みます。

といわれたんだけど、

びみょー。

本来は、クラスのメンバーとして団結してするのが、
達成感とか、結束力としていいんだろうというのは、
ひよこもわかっているはず。

でも、できない、

ジレンマでイライラする。

で、学校に行かない。

の悪循環を断つには、先生の提案が一番いいってことは、わかる。

でもー、
なんか、頭っからできないからそれでいいよって感じ、
そんなふうに見てるのかな…と
ちょっと頭をよぎったりしました。

まだ、ひよこと担任の信頼関係もできてないし、
わたしも、先生と初対面だったので、
ま、しょうがないんですが。

学力については、
理科・社会はお手の物で、授業にも出るのに、
算数と国語は頑なに授業に出ようとしないので、
ひよこがどう思っているのか、
をお話しし、
テストのようなプリントはまず、しないので、
相談室で過ごして、プリントをするときは、
1問~2問ぐらいのだと混乱せずにできると伝えると、

そのようにしてみます、とのこと。

発達障がいの子は、
もうできない、と思ったり、以前失敗して嫌だった思いが、
キーワードや物を見て、
ぶわーっと、さも、今の出来事かのように
思い出しちゃうので、

「できないものはできない。一生できない」

と思っちゃうし、

テストでも、どこで区切られてるか分からなかったり、

出来ないな、不安だなあと思うものがずらっと並んでいると、
極端に、できるものもできなくなっちゃうので、

(うちの子&他のお母さん談などですが)

それで、少しでもやる気出してくれるといいな。


来年は中学生だし、その先、高校受験も待ってるしね…。



そんな感じで、どれが有効でそうでなかったか、の報告と
新たな課題の話し合いで、
1ヵ月~2ヵ月ごとに、面談をすることになりました。

担任の先生は、物腰もやわらかく、話しやすいので、
助かります。

私も一年間頑張ってみようと思います。