山とバイクと時々お遍路

近畿北部、北陸の山(特に白山が好き)歩き。バイクツーリング、自転車で遊んでいます。

伯耆大山 ご来光目的だが甘くはなかった

2021年02月12日 | 山歩き

2021日2月11日(祝木)曇のち晴

 

総時間・・・・6時間15分

休憩時間・・・1時間52分

歩行距離・・・約 6㎞

03:40 大山寺橋・南光河原駐車場

04:55 五合目 04:56

05:20 六合目避難小屋 05:36

06:30 大山頂上避難小屋 06:51

06:55 大山頂上碑 07:04

07:06 大山頂上避難小屋 08:10

08:54 六合目避難小屋 08:55

09:12 五合目

09:55 大山寺橋・南光河原駐車場

 

前日の日没時間に南光河原駐車場に入り車中泊(注:冬季スキー場営業期間は駐車料金千円が必要)食事を済ませて早めに就寝。午前2時の時点で駐車場は満車となる。祝休日だから入車が早くて多い。3時前に起きて準備。天気は空に月も星も見えないので、良くはなさそうだが回復を期待して予定通りスタートする。

最初からアイゼン着用する。直前に1名が同時スタート。後を追うように続くが6合目まで追いついたり先に行ったり前後するが、ここまでに3,4名に追い越される。冬の雪道は「えっもう6合目!」と言うほど短いが、急登である。

6合目からはさらに傾斜が増す。何度も息を整えるため小休止する。暗くて先が見えないから良いものの、見えたらたぶんイヤになるだろうな。8合目辺りからガスがかかり視界はさらに悪くなる。風が強くないのがせめてもの救いだ。

頂上台地ではやや明るさが増すが、先のポールが見えないガスだ。前後にライトの明りも見えないただ一人だ。この時点でご来光は諦めた。せめてガスよ飛んでくれ。稜線だけでも見せてくれと祈る。先行者の踏み跡を見失わないよう慎重に進む。踏み跡は夏ルートとは外れたショートカットルートをとっているようだ。

頂上避難小屋が見えた時はホッとした。6時半に到着。日の出までは30分程時間があるので、アイゼンを外し小屋の中で待機する。小屋の中には7,8名の方が食事をしたりしながら休憩されている。手足の先が冷たく感覚がなくなっている。温めながら熱いお茶を飲む。

 

日の出時間になったので外に出て頂上碑の所へ行く。数名の方が三脚を立て待機されている。しかし予想通りガスが晴れる気配はない。数分いて小屋に引き返し暫く待機する。次々と人が到着してくる。

これが精一杯の三角点

避難小屋の入り口

一時間待ってみたが晴れる様子はない。午後には確実に晴れると思うが汗も冷えてきたし、そこまで待てない。今日はご来光目的だし、こんな時もあると諦めて下山することにした。下に下りる程晴れ間が広がるし暖かくなってくる。大勢の人が登って来る。すれ違いに時間がかかる。

登って行く人

 

三鈷峰

別山尾根取り付ている人がいる

西稜尾根方向にもたくさんの人

6合目避難小屋

10時前に駐車場にゴール。風呂に入りたいが、まだ一時間待たないと開かないようなので、濡れた衣服を着替えて帰路に就く。

 

今日は残念であったがこんな日もあるさ。

帰宅後調べると大山訪問は昨年と奇しくも同じ日であった。

去年のこの光景が見たくてご来光にこだわった気持ちも お分かりいただけるかと。

昨年は本当に恵まれていたのだと知る。