私の音楽 & オーディオ遍歴

お気に入りアーティストや出会った音楽、使用しているオーディオ機器を紹介します(本棚8)。

さだまさしと桑田佳祐のコンサート

2012年08月22日 | コンサート
2011年のお二人のコンサートをBSで拝見しました。
さだまさしと桑田佳祐。
共にキャリア30年以上のベテラン・アーティストです。
長年活躍できるアーティストは「その生き方に共感できる」ことがポイントだと常々思ってきましたが、この二人にも当てはまります。

私と彼らの曲とのつきあいを振り返ると・・・

中学生時代にさだまさしの初期のアルバム『帰去来(1976年)』『風見鶏(1977年)』をレコードがすり切れるほど聴き込みました。
日本の叙情に乗せたやさしくて切ない恋の歌を、当時付き合っていた女の子と重ね合わせて浸っていました。
最終案内」「つゆのあとさき」「飛梅」などは今でも空で歌えそう。

一方、「勝手にシンドバット」でデビューしたサザンオールスターズは型破りのロックバンドとして登場。
それまでの歌謡曲にはなかったエロい歌詞が新鮮に聞こえ、若者にウケました。
当初「何いってんだかわかんない」と和田アキ子に罵られたことを覚えています。
初期はよいとは思わなかったけど「いとしのエリー」が気になりだし、『KAMAKURA(1985年)』あたりからファンになりました。「メロディ (Melody)」と「Bye Bye My Love (U are the one)」には完璧にノックアウトされました。

あれから随分、時間が経ちました。

さださんは相変わらず優しさや思いやりを歌っています。
桑田も相変わらずエロい内容を歌っています。そしてミディアムテンポのバラードも違わず絶品です。

よしよし、となぜか頷く私。

あ、桑田のライブには政治批判のような歌も混じっていましたね。
らしくないなあ。

近年彼らのファンになった若者達、昔のアルバムも聴いてください。
掘り出し物のお宝が眠っていますよ。

<お勧めのさだまさしの曲>
夕凪」(私の一番のお気に入り)
主人公
異邦人
線香花火

MP3で聴くマイケル・ジャクソン

2012年08月02日 | ポピュラー
 ご存じ20世紀後半を駆け抜けたポップス界のスーパースター。
 ロシア製のMP3ディスクをネットで購入しました。
 全部で200曲くらい入っており、カーステレオで2週間くらいかかって聴き終わりました。

 ジャクソンファイブ時代の雰囲気を残した伸びのあるそよ風のように爽やかなボーカルから、徐々にポップス路線へ移行していく様が聴き取れました。リズムやビートを前面に出し、美声を封印して力強いフレーズで歌いきる唱法へ。

 私が一番親しんだのは1980年代の大学生時代。
 クインシー・ジョーンズと組んだ「スリラー」(1982年)がブレイクした頃です。
 曲もさることながら、「ムーン・ウォーク」などのダンスも一世を風靡しましたね。
 
 でも、それ以降はメロディアスで美しい曲が少なくなりました。声をつぶすような歌い方に「マイケル、何をそんなに怒っているの?」と感じたのは私だけでしょうか。
 今となっては激しい曲よりも、優しい曲が心に残ります。

 マイケルの死からはや3年が経過しました。早いものです。