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今年の世界選手権の個人TTはオリンピック2冠の現世界チャンピオンのレムコ・エヴェネプールでした。現アワーレコードホルダーのフィリッポ・ガンナや地元スイスのステファン・キュング等の名もありましたが、長い距離のTTなら、余程のアクシデントでもない限りレムコの強さは別格だと思っていました。
スタート直前のチェーントラブルでパワーメーターが利用できないというアクシデントに見舞われながらも。終始落ち着いた走りでガンナに6秒43という微差ながら見事に勝ち切りました。レムコはTTでは世界最強を証明して見せたのです。
スタート直前のチェーントラブルでパワーメーターが利用できないというアクシデントに見舞われながらも。終始落ち着いた走りでガンナに6秒43という微差ながら見事に勝ち切りました。レムコはTTでは世界最強を証明して見せたのです。
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問題はロードレースで、こちらは国別対抗戦になるので、フランスのジュリアン・アラフィリップが連覇するということも起きているのです。世界選手権はワンデイレースなので、グランツールを勝つようなステージレーサーよりクラシックレーサーが圧倒的に強いのです。グランツールと世界選手権を征しているのはトリプルクラウンを達成しているエディ・メルクスとステファン・ロッシュの二人だけというのが実情なのです。
そして今年3人目のトリプルクラウンを目指しているのがポガチャルなのです。その最大のライバルになりそうなのが2022年にロードレースで2023年と今年個人TTでアルカンシェルを手にしているレムコ・エヴェネプールでしょう。春先の勢いならマチュー・ファンデルプールという目もありましたが、どうも調子が上がって来ないようです。
モニュメントはミラノ~サンレモはフィリップセンがロンド・ファン・ブラーンデレンとパリ~ルーベはファンデルプールがリエージュ~バストーニュ~リエージュはポガチャルが征しています。その後、失速したファンデルプールに対しポガチャルはジロ・デ・イタリアでステージ6勝でマリアローザをツール・ド・フランスでもマイヨジョーヌを獲得しWツールを達成しているのです。
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オリンピックでの金メダルを期待していたのですが、ここは不参加でレムコが金メダル2個を独占。今回の世界選手権の個人TTも連覇し絶好調です。この二人の直接対決は意外と少なく、ここまでワンデーレースではポガチャルの5勝6敗とほぼ互角、タイムトライアルはレムコの5勝1敗とレムコ優位ですが、ステージレースではポガチャルが2勝と圧倒。今年のツールでもポガチャルの強さは別格でした。
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