ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

冷蔵庫がやってきた!と、喜ぶ妻。

2011-05-10 22:23:18 | と、ある一日
                    

 昨日は深夜まで友人が我家で過ごしていって、気がついたら日が替わっていました。50才になろうという友人は、独身で、未だ毎日薄野通いの、元気者で、夜には強く、特に昨日は、深夜に車で札幌へ帰るということで、コーヒーとジュースでのおもてなしだったので、全然帰る気配も、眠そうな気配も無く、こちらが先にダウンしてしまいました。年々夜には弱くなって、朝が強くなる。年をとったということなんでしょうが・・・妻は、今も夜型で、朝は弱く、寝かせておけば、何時まででも寝ています。寝ていられることが、羨ましくも思いますが、やっぱり、時間がもったいない感じで、寝てはいられません。

 さて、今日の午後には、先日購入した冷蔵庫がくるということで、今日もやはり早起きでした。6時には目が覚めて(遠足の日の子供みたいで・・・)現在の冷蔵庫の中身を片付けたり、掃除をしたり、現在の冷蔵庫は、2階の階段踊り場に置くので、そこの片付けと掃除。一応は妻の睡眠を考えて8時過ぎから始めたのですが、妻はまだ夢の中だった様で、音で起きたようで、少しご機嫌は斜めでした。

 妻は、動き出しには時間がかかるのですが、動き出すと・・・そこまでしなくても、とか、もう良いじゃない!と、思わず私が言うくらい迄頑張るので、少し困ります。今日も、2階と、台所の冷蔵庫を置くところの、掃除機を掛け始めたら・・・・結局、家中を掃除機でゴシゴシ・・・お疲れ様でした。

 昼ごはんは、ひき肉ともやしの味噌ラーメンを作りました。盛りそばも考えたのですが、まだ気温が低くて、やはり温かいラーメンにしました。麺売り場にはもう冷やしラーメンも売っているのですが、こちらでは、もう少し先になりそうです。

 さて昼ごはんを食べ終えて、一休みしていたら・・・来ました。来ました。配送の担当者が二人。一人はメジャーを持って、もう一人は、キルト状の冷蔵庫カバーを持ってやってきました。

 入り口を中心にメジャーを当てていきますが、幅や高さがギリギリのようです。玄関のドアクローザーと、リードなどを掛けておくフックを外してほしいとのことで、電動ドライバーで外し始めますが、こういうときに限って、空回りしてしまいます。ビスが舐め始めたので、ドライバーに玄翁で、ショックを与えながら、悪戦苦闘、シリコンスプレーも掛けたリして・・・配送員の力持ちの方の方が、ドライバーでようやく回してくれました。

 ギリギリの幅と高さながら、さすがプロ。ちょっと苦労していましたが、冷蔵庫に傷つけることなく室内に搬入完了です。ついでに、今まで使っていた冷蔵庫を2階に上げてもらえるか聞いてみると・・・気持ち良くOK!ヤマダ電機の配送員はいいですね。

 こちらもメジャーで幅と高さを測ると、階段3段目のカーブしている所の高さがギリギリで、壁につけてたエモン掛け二つを外す事になりました。こちらのビスは難なく外れましたが、エモン掛けと一緒に、壁紙の一部もはがれてきました。ボロ家やね~。

 新しい冷蔵庫よりは楽勝で、2階に古い冷蔵庫を設置してくれました。最後に、物置の冷蔵庫の状態を見てもらうと・・・やはり出す事は無理!ということで、ま~鼻から諦めてはいたのですが、専門家に言われて、踏ん切りもつきました。時間を見て、入り口を解体するか何かすることにしました。

 汗だくで活躍してもらった二人に、サイダーや、紅茶のペットボトルを6本、本当に感謝でした。

 妻は、最新式の冷蔵庫に、ご機嫌も上々です。冷蔵庫の中身と冷凍庫の中身は、まだ、それぞれの古い場所に大方は残されたまま。なんだか、搬入の一仕事だけで(実際は、なんも力仕事はしていないのですが・・)疲れた感じで、明日やる事にしました。この辺りも年を感じますね~。
                   
      扉に4つスイッチがついていて、さっきいつの間にか緑のランプが点いていました。

日立の冷蔵庫を購入。

2011-05-08 22:47:35 | と、ある一日


 母の日の今日、妻のたっての希望だった冷蔵庫を購入しました。先日のオーブンの購入時に、何点かの候補に絞って、検討を重ねていました。

 家が狭いので、スリムタイプである事と、電気代が安い省エネタイプな事、予算的に10万円以下な事というところで、パナソニックと、東芝製の2点から決めることにして、1万円くらい安い東芝ということに最終決着して、今日、Y電機に行きました。

 意を決して行った筈なのですが、売り場では又ウロウロ。妻は、東芝のは、野菜室の位置が、中間にあるのがどうも使い勝手が悪そうだと、気にしているのです。他社は全て、野菜室は一番下にあります。シャープやサンヨーなども同じような金額でありますが、電気代や、省エネ度が今一です。と、その時妻が「これはどうかしら?」と指差しました。見ると、値段が95500円。予算内です。日立製。電気代は年間で約5000円。一番安いではありませんか。よく見ると、「当社指定の光回線に加入のとき・・」と但し書きがあります。

 先日部屋まで光のケーブルが来て、後は加入の切り替えをするだけの状態になっていたので、これ幸いと、係員に聞くと、どの機種でも、光に同時加入すると、31500円値引きになるそうで、購入するつもりだった東芝の冷蔵庫は、7万円で買えるようです。日立製は、最新の機種で、脱臭や除菌が出来たり、急速冷凍なども出来るようで(実際はたいして使わんのですが・・・)、係員の説明を聞いて、妻は、すっかり、日立製に傾いています。私的には、3万円でも安い方が良いのですが・・・、電気代が年間1500円違うので、10年使うと、15000円。色々使い勝手が良くて、ま~その位の違いなら・・・、決定しました。

 光回線も同時に申し込みしたのですが、開線までには、約3ヶ月かかるそうです。ま~急ぎじゃないんで良いんですが、困ったことが一つ。現在はOCNに入っているのですが、今回の対象プロバイダーはYAHOO、どうもメルアドだけは変更を余儀なくされそうで、大した件数ではないのですが、なんとなくメンドッチイですね。このブログには影響はないそうです。

 さて、冷蔵庫は在庫があるので、明後日に搬入されるそうです。問題が一つ。実は相当に古い(たぶん20年位前の)冷蔵庫が、物置に有って、チョコのカリカリやおやつなどを入れてあるのですが、今回の新しい冷蔵庫が来ることでお役ゴメンな訳ですが、その冷蔵庫が、物置から出せないのです。当然いい機会なので、リサイクルに出したいのですが、どうやって物置に入れたものなのか、出しようがありません。冷蔵庫と天井の隙間が、僅か5センチほど、物置のドアは横幅は問題ありませんが、高さが、冷蔵庫よりかなり低い。冷蔵庫を横に出来れば出し入れできるのですが、先に書いたように、天井との隙間が少なすぎて、冷蔵庫を倒すことが出来ません。一説には、冷蔵庫を入れてから天井を作ったとか、ドアを着けた、なんて話もあるのですが、前の持ち主が亡くなっているので、真相は藪の中です。

 ドアを壊すか、冷蔵庫を分解するか・・・どちらにしても明後日までに終わる話ではないので、少し時間が出来てからのことになりそうです。

 今回の冷蔵庫の出費も痛いのですが、妻が、3万円高い日立製にしたことで、「ゴパンは買わなくていいわ」と、殊勝なことを言ってくれまして、買ってもどうせ、タンスではないですが、物入れの肥やしになることを危惧していたので、内心ホッとしました。ゴパンは5万円位するようですし、ま~今回の冷蔵庫は正解じゃないかと思います。
                  

半年ぶりの山。

2011-05-07 22:46:40 | きのこ・山菜
                    
  ヤチブキ(エゾノリュウキンカ)帰りに大群生を発見してカメラを向けると・・low batterie ざんねん。
                    
  コゴミ(クサソテツ)もう少し大きくなると、てんぷらで食べたり、さっと湯がいて、浸しで食べたり、キムチ和えもおいしいです。

 昨年の私のフィールドワークの主戦場だった山に、今年初めて車で行ってみました。思った以上に雪が融けていて、道路は目立った崩落もなく、結構な高さまで登ることができました。さすがに枝道も、メインの道路もある程度の高さと、日陰の所では雪が残っていて、それ以上先に行く事は諦めました。

 この山の頂上の登山道では、6月10日前後に竹の子(根曲がり竹)が採れるようで、その時一緒に行者ニンニクも採れるようです。ですが、たぶんその時期では、行者ニンニクは開いているのじゃないかと思うので、出来ればその一週間ほど前には、一度見にいこうと思っています。

 今時分に山に行くと、木々に葉が無くて、いつもは視界をさえぎる熊笹も、雪の重みで倒れたままなので、春からは見えない景色が見えて、秋のキノコシーズンに役立つ情報(太い木や、倒木の位置なんかです)が分って良いんですよね。

                    
 木々にはまだ若葉も芽吹いてなくて、山桜もまだまだ。色といえば・・・こぶしの白色だけです。

                    
                    

規制に反対です。

2011-05-06 23:53:50 | ふと、思ったこと
                    

 ゴールデンウィークも、もう終わりに近くて、みんな少し淋しそうです(我家は関係ありませんが)。

 この2日ほどは、報道も「ユッケ騒動」が主役で、震災や原発問題は一休みという感じです。

 さて、国によると、ここ2年ほどは、「生食用牛肉」として流通していた事実は無いそうで、そうなると、市中で当然のように売られたり、食べられていた肉は・・・。

 私も食堂で肉を扱っていましたが、みな、焼いたり揚げたり煮たり、熱を通したものばかりです。豚肉などは熱を通しても危険なので、気を使ったものです。牛肉のランプという部位は、低価格で、ステーキに使えるのですが、焼きすぎると固くなるので、いわゆる「レア」半生状態で食べるとおいしいお肉です。表面は焼くので、当然「トリミング」という、表面を切り落とす事はしませんでした。その作業をしなかったことが、どうやら今回の食中毒の主原因のようです。

 報道の主な要点は、何故、規制がなかったのか?という、またもや国に対する問題点の追求です。国も慌てて規制を作るようですが、ほんとに規制が必要なのか・・・。私は否定的です。

 どだい、この規制緩和が叫ばれて、そういう流れの時に、またぞろ規制を作る。規制強化していくのは、違うように思います。

 規制を作るということがどういうことなのか、分っているのでしょうか。テレビなどで、「何で今まで規制しなかったのかしら。命に関る事なのに。国の怠慢だわ」なんて、したり顔で話すコメンテーター諸氏は?

 罰則付きの規制を作るということは、取締りをする。ということです。取締りをお座なりにして、何か問題が起きれば、今回どころでない国の責任が発生するので、まずは見せしめ的な摘発と、毎年恒例になるであろう抜き打ち(じゃなくなると思いますが)検査風景が、報道機関に提供されると思われます。

 本来の規制基準では、設備や方法等が大変すぎて(厳格すぎて)普通の小売店や、飲食店では無理なので、先のトリミングも追認するようです。それでも、まな板の扱いなど、相当大変そうで、ユッケなどの生食用牛肉の提供をやめる店舗も、出てくると思われます。規制を作るということは、当然自由度を狭くし、障壁を作るということで・・・たかだか(言い方が悪いかもしれませんが)一企業が起こした不祥事で、何故規制なのか、理解に苦しみます。他のお店が何をしたというのか。普通にちゃんと安全といわれるように処理をして、提供して、みんな喜んで食べて・・・、色んな業界には、自主規制なるものがあって、法的な規制ではなく、自浄努力して、安心や安全を消費者や、利用者に提供しているわけです。

 「命に関る事は、国が規制や、監視をすべきだ。」問題が起きるたびに、声高に言われますが、命に関らない事って、この世の色々な事で有り得るのかな~と、思っちゃうんです。勿論薬のように、毒になったり、副作用の問題が出るものはともかく、例えば、私の好きなキノコ。毎年のように中毒者や、死亡例があって、それこそ、売られた物での事故もありますが、じゃあ、売るのに特別の資格などの規制が掛けられたかといえば、そんなことは全然ありません。

 今まで業界が、自主規制で問題なくやってこれたものは、このままで良いように思いますね。事故が起きるたび規制を作っていくと・・・、堅苦しい世の中になりそうで、私は嫌いです。
                  
                  みかんの尻尾に注目です。

端午の節句と野依博士。

2011-05-05 21:21:34 | ふと、思ったこと
                     

 今日は5月5日。いわずと知れた「こどもの日」。端午の節句、とも言われます。「端」は、「はし」とか、「はじめ」の意味で、「午」は「うま」の事で、初めの午の日のことです。古来中国では、「午の日」は厄日とされていて、菖蒲を浸したお酒を飲んで、厄払いをしたそうです。古来中国では、日が固定されていなかったわけですが、重複の日、ということで、5月5日になったようです。

 1月1日。3月3日。7月7日。という風に重複日は、「節句」になっています。11月11日は?・・・・答えは、有名どころでは、「電池の日」「ポッキーとプリッツの日」。私的には、「ワンワンワンワン」で、「犬の日」でも良いのですが、これは冗談で、面白いところでは「長野キノコの日」というのもあります。

 又横にそれましたが、「粽(ちまき)」は古代中国の政治家「屈原」の霊を慰める為に、作り始めたといわれています。何故、こどもの日に食べるかというと・・・屈原が入水自殺した命日が、5月5日だったから、だそうです。

 又、鎧兜などを飾りますが、これは、厄除け神事として行われていた、「流鏑馬」みたいのの名残といわれていて、鯉のぼりは、出世魚ということで、子供の栄達を願う親心から、江戸時代に始まったといわれています。

 つまり、端午の節句は、最初は単なる厄除けの日だったはずですが、菖蒲に、粽・鎧兜に鯉のぼり、さらには金太郎の人形のような物まで、色々な物がくっついて、「こどもの日」になるという、いかにも、「加工」が得意な日本らしいですし、その何でも混然一体に受け入れる日本、良いですね~。

 さて、「ユッケ騒動」はついに死亡者が4人になり、更に重篤な方もいるようで、少し書こうと思っていたのですが、NHKニュースを見ていたら、ノーベル科学賞を受賞した「野依良治」さんが単独インタビューというか、対談をしていたので、そのことを少し書こうと思います。

 話の内容は、原子力というか、今回の原発事故と、科学の関係みたいな事に関してでした。やはり世界に認められた科学者ということで、切り口の面白さと、分っているな~と感心させられた部分とが有りました。

 まず、感心したところ(というか、同じだな~と思ったところですが)それは、「人間がやることに、万全ということはない」と素直に人間の限界を認めているところでした。全くもって、私も常々思っているのですが、「人間のやること、考える事に、絶対や、完璧はない」これは、私の根底の考え方でもあります。なんか、我が意を得たり的に嬉しくなりました。

 そして、面白いというか、いかにも科学者的な視点での見方だな~と思ったのは、「科学と、技術は違う」というくだりでした。「科学」は周りの条件や環境に関係なく、あくまで、純粋に物事の真実を追究していくが、それを、経済活動や、社会に役立つようにするそれが「技術」で、その技術の段階では、色々な化学的ではないさまざまな思惑や、周りの環境、条件で、人間が関与する、そこに人災につながる、先の「人間は万全ではない」ということが生まれてくる、みたいな趣旨(だと思います)のことを話されていました。

 インタビューしていたNHKのキャスターも、何故、事故が起こってしまったのかや、何故事故を防げなかったのか、どうすれば防げたのか、などを質問していましたが、それに対する野依博士の答えが、いかんせん余りに抽象過ぎて、特に冒頭、野依博士の「正しく恐れる」という寺田寅彦さんの言葉を紹介されましたが、今一分りづらい。キャスターも、更に聞くのですが、余り前の答えと変わりません。それでキャスターが分ったのか(納得したのか)、当然デイレクターが同席しているので、そのデイレクターが分ったのか・・・、キャスターもデイレクターも優秀な方たちなので、分かったのかもしれませんが、私的には今一わかりませんでした。生ではなく録画なのですから、もう少し編集の段階で、分りやすく構成して欲しかったですね。野依博士が平易に話そうとしている意図は伝わるのですが、それでも分りづらかった。短時間に編集しているんでね~、だったら、野依博士の登場シーンなんか大げさに流さなくてもいいように思いますがね。興味のある方は、NHKのホームページで動画で見てください。