仕事部屋には1年分のカレンダーを壁一面に貼っています。
こうすることでどのくらいの時点にいるのか、あとどのくらい時間があるのかがある程度一目でつかめます。
今日は7月1日です。
2020年の後半に入ります。
昨年の今頃は、オリンピックに向けて盛り上がっていました。
この半年は私だけでなく、人類が経験のしたことのないものだったと思います。
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連日直近の感染判明者の数字が報道されます。
しかし(これは報道されないことが多いのですが)重症者・重症化者は明らかに減っています。
日本の抗体保有者0.1%について、とても少ない、これでは第2波が防げないという論調がありますが、感染させない(=抗体を持たせない)という方法を採択していたのですから、当たり前の話です。
逆に1000人にひとり感染していたということになるので、今の感染判明者はむしろとても少ない。
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重症化の可能性・危険性(重症化率)に重きを置いて全体を捉え直す発想はないのでしょうか。
現在有効な治療法がないのですから、重症化を防ぐためには一律一切感染しないようにすることが必要になります。
しかし、そのために永遠に感染ゼロを目指すということが現実的なのでしょうか。
大げさに言うと死生観にもつながることと思いますが、そのような観点からの大局的な議論があっても良いと感じています。
toko