After Effects5.5の時は、置き換えマップと呼ばれていたディスプレイスメントマップについて、今回取り上げてみます。
設定するメニューが少ないので、簡単に見えますが初めて使うと今日は変形したけど、違う日には全然変形しないという現象が起こるかもしれません。
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ディスプレイスメントマップを使用するには、変形させたい画像とグラデーションマップになる画像(動画も可)が必要になります。
<グラデーションの作成>
今回は、After Effectsのエフェクト「ウェーブワールド」を使って作成しています。
作成されたグラデーションはグレー色なので、RGB各チャンネルは同じ割合で画面全体に描かれています。
前回の記事で載せた「チャンネルコンバイナー」、覚えたてなのでいらない時でも使っていきます。
緑一色になって、他の色は全く入っていません。
<ディスプレイスメントマップの使用>
レイヤーの配列とエフェクトの設定画面です。
真四角のチェッカーボードを変形させるために、マップレイヤーにグラデーションを選択して、緑色のチャンネルを置き換えに使う設定にしています。
ウェーブワールドなので、波打つように変形します。
<マップレイヤーの注意点>
上図を見ると、マップレイヤーが別のコンポジションになっている事がわかると思います。
ここがポイントです。
ディスプレイスメントマップを使用するコンポジションでは、マップレイヤーとなる画像は変形させてはダメということです。
サイズ・位置・透明度など一切できません。というより変形しても元の画像しか認識しないという事です。
別のコンポジションで作成すれば、自由にエフェクトをかける事ができます。
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