大同マルタ会

大同マルタ会の方々が自由にこのブログに集い、会員の思いや写真などを思い存分に披露できる開かれた広場にしたい。

リハビリテーション-22 肉球2個と踵で平面を創る

2014年02月05日 | 感謝

右足の練習中あまりに足の動きが良いので、何かしたのですかと尋ねられました。

昨日歩いて梅の蕾を見に行ったのをセラピストの本田先生に話しました。

やはり毎日適度の運動が欠かせないようです。炬燵の中でひっくり返っているのは・・・・・

今日は高校の幾何の復習でした。以下が本田先生の幾何と運動力学の講義です。

A-B-Cの3点が決まれば平面が生まれます。2点だけでは駄目ですね。わかりますか?

それを右足で考えてみましょう。僕は言われるまま、右足を先生の手の中へ預けました。

今までは拇の肉球と踵だけを考えていました。今度は小指の肉球を加えて3つにします。

そうすると、この3点で平面が創られますね。目を閉じて頭の中に想像するのです。

先ず右足の小指の肉球の存在を感じ取れますか?左足ではどうですか?

何回か繰り返した結果、ようやく右足の小指の肉球を認知してきました。

そう小指も拇の様にあります。左足と同じく右足にも新たに肉球をはっきり認知しました。

はっきり認知したことを脳に叩き込んで歩行練習をしました。

前に出す足の重心を、踵⇒小指肉球⇒拇肉球の順番にスムーズに移動させました。

足の底に3点で安定した平面を創ることが出来て、脳で認知して安定した歩きでした。

何度も何度も歩きましたが、足の底と地面がぴったりついて安定した歩きでした。

階段の上り下りも3点を認知すればふらつくことも無く、安定して足を運べました。

足の底の重心の移動は健常側では意識しないで出来ましたが、

非健常側ではいちいち脳で認知しなければ難しいことが分かりました。

でも床を3回ほど往復しているうちに重心の移動は気にしなくても出来たのでした。

また遠くへ散歩して、家内と梅を見に行こう。

今日も喜んで水泳に行き、身体全体のバランス感覚を研ぎ澄まそう。