大同マルタ会

大同マルタ会の方々が自由にこのブログに集い、会員の思いや写真などを思い存分に披露できる開かれた広場にしたい。

黒川ダイドウ訪問

2012年07月21日 | 日記
先日黒川ダイドウの多田社長、木田顧問の招待で黒川ダイドウを初めて訪れました。
会社・工場は洛南の地、京田辺市の木津川の河畔で緑の多い閑静な所にありました。
工場を見させてもらう前に黒川ダイドウの製品をいろいろ見させていただきました。そのどれをとっても立派なもので、大同マルタが閉鎖に追い込まれた時と比べようがないほど見事な出来でした。

大同マルタから移った皆さんが黒川の方と力を合わせて、このような見事な製品を作っているのには頭が下がりました。彫刻技術と共にプリント技術・品位・表現力・仕上げ風合いどれをとっても綿織物・綿編み物では国内で一二を争う染工場とお見受けしました。特にジョイントレス・金粉表現・細線模様は生唾を飲む様な出来栄えでした。

工程管理・納期管理は少ない陣営でなさっており短納期はもちろん、どこで何が動いているかすぐに分かるなど徹底的な簡素化が行われていました。

品質管理は完ぺきで大同マルタから行った課長さんが指揮を執っているそうです。
枡見本作製及び管理はコンピュータを使って納期管理・型管理・配色管理等と驚くほどの手法を駆使していました。

工場見学では大同マルタから移ってきた多数の皆さん方が元気で働いている姿にお会いできて、感激しました。仕事の中心となり頑張って働いておりました。

また数多くの大同マルタから持ち込んだ機械類がメンテナンスを受け元気に動いておりました。

一つだけ残念なことは黒河ダイドウではあのリバティをプリントしてなかったことです。これだけな立派な技術があるのだからきっとリバティ製品を生み出す染工場になる日も近いでしょう。

   大同マルタ会会長  田中 頌


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