爺さんの独り言

雑木林から街中に帰ってきた爺さん

泣くな垣永明日がある

2011年01月10日 | 日記
 帝京FWは強かった。大学選手権に入ってからの帝京の戦い方からして、強力FWを前面に出してゴリゴリの試合をして来ることはわかっていたはずである。ワセダは自分たちのスタイルを貫けば勝てると思っていたのだろうが、それ以上に帝京FWが強かったということだろう。ワセダはFW戦劣勢でなかなか良い玉が後ろに出せなかったが、少ないチャンスをものにして二つトライを取ったのはさすがである。選手は皆よくやった。決勝戦まで進み最後までラグビーを楽しませてくれた選手たちに感謝。ひと休みして気持ちを切り替え日本選手権は充分ラグビーを楽しんでほしい。

 FWが押されてもバックスのスピード、展開力で勝つのは最高だ。それがワセダのそして外国と戦うときの日本のラグビーが目指すべき道でもあろう。しかし、今のラグビー、なかなかそうもいかない。帝京のような強力外人傭兵のいるチームに勝つためにはワセダもFWを一層強化することが勝利への一番確実な方法ではあろう。外人二人がいるから負けた、では日本人として情けない。昨日は前半終了まえにFW垣永が倒れた。立ち上がるまでに時間がかかったので相当の打撃だったのだろう。前半は耐えていたスクラムも後半はマイボールも確保出来ないくらい押されてしまった。彼はまだ一年生、二年生の二人と合わせて来年は学生最強のFW第一列になってくれるであろう。一年生垣永の成長、頑張りがあったからこそワセダは今シーズン決勝戦まで進むことが出来た。昨日の悔しさをバネにまた大きく成長してくれることだろう。

 ラグビー大好きな女の子、ユミさんのブログ、Ameba Room には心が癒される。ワセダの選手たちにとってはやさしいお姉さんのような存在なのだろう。

 来シーズンは主将山下、副将井口かな。来シーズンがまた楽しみだ。今シーズンのワセダはすばらしいチームだったが、それ以上のチームを目指して頑張ってくれるだろう。『今年のチームで勝てないということは、悲壮感を持ってやらないと来季の日本一は厳しい。』と井口君は険しい表情だったという。

 早稲田大学競争部のHP、猪俣君の日記に対する返信がすごい数になっている。箱根駅伝を走る前の日記の返事も208件とすごかったが、今度はそれを既に上回っている。全部読むのも大変だろうが猪俣君は走る前に前回の返信は全部読んだと言っている。ということはこのじいさんが書いたのも読んでくれたということだ。


 
コメント
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