爺さんの独り言

雑木林から街中に帰ってきた爺さん

義、我を美しく

2011年07月27日 | 日記
 池宮彰一郎の随筆に 『義、我を美しく』というタイトルのものがある。一部まとめ抜粋する。

  ”いのちより尊いものを持っていた人たちが史上にはいる。いのちより尊いもの、それは志である。志とは士の心と書く。武士の第一義は義である。義とは我を美しくあれの意である。人が美しく生きようとする心が志である。”

 これは西洋の騎士道においても同じであろう。シラノドベルジュラックは死の間際に一番大切なものは ”男の帽子の羽飾り” (男の心意気)だと言っている。自分のようなどうしようもない人間でもそれはそれなりに、志、男の心意気、と言うほどのものではなくても、なくしてはならない大切なものがものがあるだろう。池宮彰一郎は志に大小の差はない、とも言っている。ウーン、そうだなあ。
コメント
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