爺さんの独り言

雑木林から街中に帰ってきた爺さん

両陛下お帰りに

2011年07月29日 | 日記
 那須御用邸に来ておられた両陛下が今日2時半頃我が家の前の道路を通ってお帰りになった。隊列を見ただけで今日はお姿を見ることが出来なかったが、この那須の地に引っ越して来てからすでに二度、お姿を見ることが出来た。

 昭和天皇のお姿は昔、子供の頃見たことがある。戦後、陛下は日本の各地を巡幸された。我が田舎町にも来られたことがあった。といっても汽車で来られて我が田舎町の駅ではお立ち台に数秒間お立ちになって、また汽車に乗って行かれただけである。汽車から下り、お立ち台に立たれると町長の『天皇陛下 バンザーイ!』のかけ声に合わせて駅前を埋め尽くした群衆が『バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ!』、ものすごい熱気であった。あれは小学校の何年生のときだったか、記憶が定かではない。その日は歩いて一時間近くかかる駅前に何時間も前に行って待っていたように思う。学校から皆で行ったのではないので、学校が休みの日だったのだろう。日曜日だったのか、暑くも寒くもなかった気がするので春休みだったのかも知れない。その辺の記憶は曖昧だが、バンザイの声に手を振って答えられた昭和天皇の姿だけは今も鮮明に記憶している。

 その昭和天皇がこよなく愛されたという那須の地に住むことが出来たことを幸せに思う。
コメント (2)
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