南の公園の向こうで宅地造成工事が始まった。土地の表面の雑草を引き剥がしている。ヒバリは作っていた巣を壊されたのであろう、泣いていた。大声で。それも一羽ではなかった。盛り上げた土の上で泣いているのもいた。



チョウゲンボウはそれを電柱の上から眺めていた。

昨年12月以来、姿が見えなくなっていたオシドリが戻ってきたようだ。今朝、朝もやで目ではオシドリとはっきりしなかったが。間違いない。

連れ合いがいうにはあれは泣いているのではなく怒っているのだそうだ。そういえばそのようにも見える。泣いていると見るか、怒っているとみるか、男と女の違いかな。