爺さんの独り言

雑木林から街中に帰ってきた爺さん

空飛ぶダイチャン

2010年01月16日 | 日記
 今夜の夕食はおでんとのことで、ばあさんから頼まれた大根、里芋、人参を畑から取って来ようと、じいさんは玄関から外に出た。畑の向こうの木にノスリがとまっている。家の中に戻ってカメラを持って出て、写真を撮ろうとカメラをかまえると飛んで行ってしまった。散歩の時などカメラを持っていない時には、ノスリはとまっている電線の下に行って声をかけても逃げないないこともあるくらいだ。それがカメラを向けると飛んで行く。カメラを危険物と思っているようだ。ノスリの顔はじいさんの愛犬 ”ダイチャン” に感じが似ている。じいさんとばあさんはノスリのことを”空飛ぶダイチャン” と呼んでいた。今年は家の周りにもよく現れる。

 ノスリはシメにとって恐い存在であろう。シメが先日二年ぶりにこの家の庭に姿を現したのは、ここが安全な場所かどうか偵察に来たのではないか。ノスリがよくやって来ることを感じたのではないか。じいさんとばあさんの意見が一致した。それがシメが一度だけ現れてその後、来ない理由だと。親しみを感じていたノスリがちょっと悪役になったようだ。

 ノスリの写真を今日は撮れなかったが、モズの写真が撮れた。最近モズは毎日のようにやって来て、じいさんはなんども写真を撮ったが、すべて雌であった。今日来たモズは雄である。



 次の写真は、1月5日に撮った雌である。



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