眠れない。

父の胃の４㎝の腫瘍はガンではなかった。胃の粘膜にできてるのではなく胃の上にあって胃にのしかかっている。
症状はでないと思うと言われた。

高齢でなければ細胞を取って詳しく調べて手術も可能らしいけど
特に問題ないので様子をみることになりました。

相変わらず何でもすぐに忘れてしまう。
認知症の初期。
帰って畑をすると言ってる。
施設入居…わかってない。
私は施設探しを始める。
何ヵ所か見たいけど条件を最優先。
そりゃあ、少しでも高ければいいところに入れるけど経済的な問題もあるし…
難しい。

時系列がおかしいけど
１度車を取りに行って、再度来ました。
今日は施設見学。
ほぼここに決めるつもり。
それでも他も２ヵ所みる。

叔父も行きたいというので一緒に行った。
おじは、あんな所に兄さんが入ると言うはずない、あんなところに入れたら
おかしくなる…と言う。
予想してた言葉を放った。
一見、ちゃんとしているから
一緒に生活してないから無責任なことを言う。

実際、認知症初期で血糖値が異常に高く、心筋梗塞の薬も、糖尿の薬も忘れて
トイレはうんちだらけ、
冷蔵庫は買ったことを忘れてまた買ってしまった食品でいっぱい。
買いすぎて腐った野菜、果物が床においたまま…居間のコタツの中はゴミだらけ。
居散らかっていて間は座る場所などない。
台所のテーブルも床も物で溢れてる。
知ってるのに
兄さんはしっかりしてると言う。
私はその惨状を来る度に夜中まで怒られても片付け、クタクタで帰る。
仕分けても仕分けてもひっくり返してある薬もまた仕分ける。
大根、かぼちゃ、とうがん、外においたままで腐っていて
大苦労して捨てた。前回来たとき捨てるなと怒られた。
鬼は入院中なので捨てた。
不要なもの、４５リットルのゴミ袋、１０袋。
これでもまだまだ片付かない。
十分の１にも満たない。
これを１人では絶対に無理。
少しずつ少しずつ片付けて最後は業者に頼んでスッキリしたい。

兄も父と同じ。汚くても臭くても 平気。
父がしばらく…おそらく最期まで帰れないと思うけど
何とか今までより清潔に生活できるようにしていきたい。
なかなか難しいけど。
兄のことはあとで考える。

父は今日もあと２日くらいで帰るか、と
勝手に決めてる
ここは病院。なんで入院してるのか
毎日話すが「そうなのか？大丈夫だ、帰る」と言う。
先生の前では分かってるような話っぷり。外面よしお。
私に対しては暴言。
おそらく、見舞いにきた人には
入院も私のせいだと言ってると思う。

近所の人もしっかりしてる、デイサービスなんか行かせなくてもいいとか、
内情も知らずに言う。
ホントに困ります。
本人、その気になってしまうから。
デイサービスは私が遠方だから見守りのため。
皆さん、しっかりしてるって言ってくれるけど
中身は違う。
１日一緒にいないとわからない。

明日…いえ、今日も施設見学にいく。
どうなるのか、不安で疲れてるのに眠れない。少し目を閉じてみる。