21世紀 脱原発 市民ウォーク in 滋賀

<脱原発 市民ウォーク in 滋賀> の 活動報告、お知らせなど を掲載 ♪
ときどき、トピックも ~☆

原発のない社会へ 2017びわこ集会

2017-01-30 22:35:25 | 記事
<原発のない社会へ 2017びわこ集会>

「3・11 原発のない社会へ 2017びわこ集会」が
5回目の統一集会として開催されます。

1・22集会でも関電本店前で発言いただいた井戸謙一弁護団長の基調報告、
そして1・22集会に参加されていた浪速の歌う巨人こと趙博さん のコンサート
が中心ですが、メモリアルデーというようなスケジュール闘争ではなく、
ぜひとも闘う集会として成功させたいと脱原発市民ウォークの仲間は取り組んでいる
ところです。

チラシのダウンロードは ⇒ コチラ





チラシのダウンロードは ⇒ コチラ


<1・22集会 / 厳寒の中での熱気と”音海の大ダコ”
              そして闘う集会としての3・11を>

1月22日の「高浜原発うごかすな!関電包囲全国集会」お世話様でした。

「すごい豪雨の下でのデモ、
そして関電本店前の嵐のようなビル風と厳寒の中で90分間、
全国からの22人の訴え、忘れられない集会となりました」と
感想を寄せて下さった方もおられます。

そして別の仲間は、福井県高浜町教育委員会が1994年に出した
『若狭高浜むかしばなし』という全221頁の本から
「音海(おとみ)の大(おお)ダコ」というたいへん面白い話を見つけられた。
1週間、毎日1本ずつ足を取られた音海の大ダコが
最後の1本で大反撃に転じる話です。

高浜原発前を通らないと行けない日本海側の小さな半島の
住民の皆さん(134人67世帯)が自治会として
「高浜原発1・2号機運転延長反対」の意見書を採択され、
すぐに関電と福井県および高浜町に提出し、地区内三カ所に立て看板設置、
そして他地区にも広げるためノボリ旗作成と見事な展開で、
この2月とも言われる高浜原発3・4号機に関する福井原発訴訟(滋賀)仮処分の
大阪高裁抗告審をも見据えた時期におこなったものということです。

この物語を1・22集会翌日に”発見”された仲間は
「私には、失礼な言い方かもしれませんが、音海地区住民の方々の快挙が
大ダコの反撃にうつりました。ひょっとしたら、大ダコの怨念は
クレーンまで倒したのではないかと・・・。」
と便りを送ってくださいました。



高浜1・2号機は昨年6月、40年を超えて運転できるとする
原子力規制委員会の審査に合格。
安全対策工事のため、大型クレーン4台が使われ、うち1台が
本年1月20日夜、中央制御室などがある原子炉補助建屋と
燃料取り扱い建屋に、もたれ掛かかり転倒した。
当時は暴風警報が出ており、関電は転倒防止のため約5トン
の重りを付けていたという。
(稲村)

脱原発市民ウォークin滋賀 2月の予定 → コチラ


1・29(日)再稼働反対!原発のない福井をつくろう! 福井県集会

2017-01-27 11:55:05 | 記事
1.22関電包囲全国集会に福井の皆さんはバスを仕立てて多数参加されました。
ぜひこちらからも多くの皆さんの参加を呼びかけます。
(稲村守) 

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<再稼働反対!原発のない福井をつくろう! 福井県集会>

1月29日(日)

12:00 敦賀市内デモ行進
      あいあいプラザ~敦賀駅~あいあいプラザ

14:00 集会スタート
     「あいあいプラザ」ふれあいホール

◇アピール:中嶌哲演さん、山崎隆敏さん、若狭の原発を考える会、など

◆主 催:サヨナラ原発福井ネットワーク
◆協 賛:原子力発電に反対する福井県民会議など3団体
◆問合せ:090-7083-8921(若泉)



関西電力本店前に 全国から千人 (1月22日)

2017-01-25 17:12:27 | 記事
< さいなら原発・びわこネットワーク ニュース第6号より >

★ 高浜原発うごかすな! 豪雨と厳寒・ビル嵐めげず ★
★ 大阪高裁抗告審勝利に向け、全国から ★ 


1月22日、福井と近畿6府県の反原発市民団体が呼びかけた
「高浜原発うごかすな!関電包囲全国集会」が開かれ、
1000人の市民が参加して反原発の怒りの声をあげた。

午後2時からの大阪中之島公園・女性像前での
デモ出発前集会には、450人が参加。

ふぇみん婦人民主クラブの岡田啓子さんが司会を務め、
若狭の原発を考える会・木原壯林代表が
「反原発もはや社会通念・民意である。政府・電力会社の
心胆を寒からしめるような一大決起を」と主催者あいさつ。

木原壯林さん、(右へ)原告・西村さん


さいなら原発・びわこネットワークの稲村守事務局長は
「3.9大津地裁仮処分を守り抜くため、昨年5月連休後半に
6日間で750人の参加を得、原発全廃!びわ湖一周デモを実施した。
びわ湖ができて260万年で初めての一周デモだ。
私のガラケーは2週間鳴りやまず、『私も何かしたい』と
老若男女から参加申し込みが後を絶たなかった。
1450万人の命の源、びわこを守り抜くために原発再稼働はさせない。
高浜原発・全原発廃炉に向け闘う」と決意表明。

関電本店近くまでのデモ行進は600人に膨れ上がり、
デモ開始と同時に土砂降りの雨。
40分間、大阪駅前の繁華街を行進し、デモ終了と同時に雨は上がった。

関電本店前ではすさまじい厳寒と嵐のようなビル風の中、
午後4時から90分、22人があいさつ。
北海道・泊から鹿児島・川内原発までの原発現地報告、各団体の発言が続いた。

関電本店に怒りのこぶし


司会の若狭の原発を考える会・橋田秀美さんの進行で、
木原さんが主催あいさつ。

再稼働阻止全国ネットワークのたんぽぽ舎・柳田真代表は
「80人の原発現地活動家が全国から参加し、昨日から本日午前中と
8時間の相談会を持ち、闘争方針を決定した。
若狭のアメーバデモの積み重ねなどの長年の大衆闘争の積み重ねで、
情勢を切り開いてきた。5年たって、圧倒的国会議員を擁する安倍政権と
電力会社が全力をふりしぼって、3基しか今原発は稼働していない。
自信を持ち闘おう」と激励あいさつ。

福井から「高浜原発至近の音海(おとみ)地区自治会で反対決議をあげた。
地元立看板から、今度はのぼりを作って他地域にも広げようとしている。
原発40年の節目に脱原発を」と高浜町の東山幸弘さん。

井戸謙一弁護団長は、
「関電は高裁では全力で闘い32通、私たちも35通の書証を提出。
電力を起こすのに原発に頼る必要はない。一私企業の儲けのために、
市民がリスクを負う必要はない」と。

井戸謙一弁護団長


釜ヶ崎日雇労組・三浦俊一副委員長、
大阪ユニオンネットワーク・丹羽通晴事務局長もあいさつ。

三浦俊一さん


原子力発電に反対する福井県民会議・宮下正一事務局長からは
「もんじゅをついに廃炉に追い込んだ。40年間、もんじゅ廃炉のため
組織を作り活動してきた。2月の結果次第では
次々に仮処分を申し立てる。私たちは勝利する。
それは勝つまでやめないからだ」と。

宮下正一さん


“原発いらない福島の女たち、車イスの女性も発言する。
関西に避難してきた女性たちも、怒りのこぶしを上げる。

巨大な関電本店ビルも怒りのシュプレヒコールで、揺らいでいた。
                
関電本店ビル

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<第6回さいなら原発・びわこネットワーク総会>

日時:2017年2月25日(土)14:00~16:30
場所:日本基督教団大津教会(JR大津駅より北へ徒歩5分、大通り西側)
内容:14:00~14:40総 会 
   14:50~16:30 記念講演
記念講演:原発と人間と戦争~若狭・福島・沖縄・京丹後の現場から
講師:釜ヶ崎日雇労働組合・三浦俊一副委員長

※記念講演はどなたでもご参加いただけます。
 三浦さんは、ドキュメンタリー映画「さとにきたらええやん」に登場されています。


関連事項 → 9条ネット滋賀ニュース90号



運転延長反対 のぼり旗を設置 高浜町音海地区

2017-01-20 12:36:31 | 記事



<”神の火”はどう裁かれるか?!・・・・音海地区の皆さんに感謝しつつ>

関西電力高浜原発至近:福井県高浜町音海地区自治会は
昨年末12月18日に高浜原発1・2号機運転延長反対決議の英断から、
関電と行政:福井県と高浜町へ直ちに申し入れをおこない、
同20日には地区内主要3か所に立て看板設置。
そして今度は反対ののぼり旗設置をしたと毎日新聞は写真入りで報じる。

他の地域にも反対決議を広げたいとのもっともな取り組みに、
私たちも毎日大きな激励をいただいている。

40年超えの老朽高浜原発1・2号機のことだが、
本年2月ともいわれる同3・4号機の大阪高裁抗告審を
充分念頭に置いてのことだと全国紙が報じている。

この間、たて続けに、台湾でアジア初の脱原発法制定、
ニューヨークから50キロの原発が「2011年の福島原発事故のために廃炉を決定」、
そしてその高浜原発3号機が下記の体たらく。

高村薫は小説『神の火』で「音海原発」を登場させ、
この地域の厳しい自然と人が燃やしてはならない神の火:原発を
発電した業ともいえるありようを壮絶な筆致で描いている。

この際、
1・22の”高浜原発うごかすな!関電本店包囲全国集会”の大成功で、
私たち市民の力で審判を下そう!

(稲村守)

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■ 原発蒸気発生器に傷か=昨年再稼働の高浜3号機 ー 規制庁 ■

2016.01.12 [時事通信社]

原子力規制庁は12日、関西電力高浜原発3号機(福井県高浜町)の
重要設備である蒸気発生器に傷があることを示す信号を確認したと発表した。

3号機は昨年1月に再稼働したが、大津地裁で運転差し止めの
仮処分決定が出たため停止している。

蒸気発生器では原子炉で発生させた高温高圧の水の熱を利用して
蒸気を作る。蒸気は発電用タービンを回して、電気を生み出す仕組みだ。

規制庁によると、12日午後1時20分ごろ、関電から
高浜3号機の蒸気発生器3台のうち1台の伝熱管に
傷などが存在することを示す信号が確認されたと報告があった。
放射性物質が漏れるなどの環境への影響はないという。

関電は今後、原因を確認するとともに、傷があるとみられる伝熱管に栓をする。 

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脱原発市民ウォークin滋賀 1月の予定 → コチラ

脱原発市民ウォークin滋賀 2月の予定 → コチラ

反対決議の地元・高浜町音海地区に 行ってきました

2017-01-07 12:27:32 | 記事
市民ウォーク実行委員会・呼びかけ人のおひとりである
稲村守さんより投稿がありましたので、以下に掲載します。

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<高浜原発運転延長反対決議の高浜町音海地区に
                  感謝の訪問とチラシ配布>

全国の原発現地でも注目を浴びる、福井県高浜町音海地区での
40年超え老朽高浜原発1・2号機運転延長反対決議。

昨年12月18日に採択して関電と行政(福井県と高浜町)に直ちに提出。

そして反対の立て看板を地区内3か所に設置。

このことに敬意を表して、年末と年始、2回のアメーバデモ
(この2年半、若狭で百回近く実施)での訪問をおこなった。

1月4日、若狭の原発を考える会(木原壯林代表)のメンバーは、
午前中、高浜町役場新庁舎落成記念式典の後、
建設費約34億円とも言われる豪華新庁舎に向かって、
「この際、原発のない町に舵を切ろう」と訴え宣伝行動をおこない、


自動車に分乗し高浜原発前を越えて(原発前通過でしか行けない場所)、
日本海側の音海地区を訪問。

折悪しくすさまじい雨と風で、太鼓やハンドマイクを使用した
アメーバデモはこの日不可能であったが、
高浜原発至近地区の皆さんへの感謝を込めたチラシの全戸配布をおこなった。
(写真奥が高浜原発)



「関電や行政にとって、今後の原発再稼働に大きな影響を与える」と
複数の全国紙も報道し、世界史上初の司法が原発稼働を止めた
大津地裁仮処分(16.3.9、高浜原発3・4号機)のこの2月とも言われる
大阪高裁抗告審決定も十分意識して、地元がこの時期に
決定した(毎日新聞)と言われる地区決定は、原発再稼働を求め運動する
全国の仲間に限りない勇気と展望を与えている。      

(さいなら原発・びわこネットワーク 稲村)

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