海外協力隊への応援歌

青年海外協力隊はじめJICAボランティアを心から応援しています。
2010年1月帰国、イエメン、青少年活動隊員より

どこまでやるんですか?

2005-12-02 | business
 LC(輸出の一種の信用取引)をはじめるにあたり、後輩の業務を若干減らして備えることにした。減る量は微々たるものなのでそこにLC業務が増えても大丈夫かどうかちょっとたずねてみた。

 「どこまでやるんですか?」たしかにどこまでやるかの役割分担で、仕事量はかわる。「全部と思って」人員は彼女がやらなければ営業担当か私がやることになる。役割分担をできる人員はいない。

 仕事の線引きが曖昧なことはよくあり、時には線引きを明確にしないと自分の仕事がパンクする。「それは私の仕事ではありません」「でも私の仕事でもありません」というようなくだらない押し付け合いをするのがいやでこちらでやるから口出しもするなよ、と取り込みがちだ。が、時間にも人にも限界がある。取り込んで上手に整理していったらいいのだが、きりがないのが実情で、やっぱり仕事の範囲というのは自分の中で基準を持っておかないといけない。

 言われたことを言われたとおりにやることに楽しみを見出す人もいる。創意工夫で膨大な仕事が一瞬でできるようになることを考えてほしいのだけれど。「どこまでやるんですか?」と言われて「全部」と言われたらうれしいと思う自分の価値観ももしかしたら共通ではないのかもしれない。