海外協力隊への応援歌

青年海外協力隊はじめJICAボランティアを心から応援しています。
2010年1月帰国、イエメン、青少年活動隊員より

向き合うこと

2005-12-09 | business
 後輩から素朴な疑問や指摘がくると一瞬たじろぐ。自分も理解していないことも多く、考えたことがないようなことも飛び出す。曖昧にお茶を濁したり、大勢に影響がなければそのまま放っておいてもそれこそ大勢に影響はないが、今まで自分が尊敬できない上司はこういう対応だったことを思い出した。

 上司からの回答は、ごめん、わからない、でもよかった。大したことでない場合、自分でもそのことは判断がつくので、別にいつもいつも完璧に答えてほしいわけでもない。なんにしろ、曖昧に預かられると次の動きがとれないか、そらされたなという小さなストレスがたまっていく。

 どのような対応をしてほしいかは人によって違うだろうから、一概にどれが正解ということはない。わからない、と上司に言われたらいったいどうしたらいいの、と途方にくれてしまう部下もいるだろう。だれにどのように対応するかに定石があったら世の中の管理職はもっと気楽になるだろう。残念ながらない。ないからおもしろいとも言える。

 自分のスタンスとしては、「あ、まずい。」と思ったら、逃げない、きちんと向き合う。小さなことでも大きなことでもスタンスは同じ、と今のところのスタンスと決めた。

 「あ、面倒。」と思ったらそれは自分の仕事、というスタンスはいつごろからか決めている。スタンスを決めると仕事がしやすい。(スタンスはあるからといって縛られる必要はない。)いずれも低レベルなスタンスかもしれないが、なんだかちょっとは真実があるとも思っている。
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