木陰の椅子

「シニア夫婦二人暮らしのつれづれ」から「一人ぼっちのつれづれ」に。明日も良い日にするために頑張りたいなと思います。

一人ぼっちの誕生日…

2022-07-25 | 夫の病気

夫の身体にステージ4の癌が見つかったのは、2016年6月のこと。

それから満6年が経過し、7年目に入った。

入退院を繰り返し、治療や薬も徐々に増えながらも、大きな制約のない暮らしを続けてこられたのは有難い。

7月22日は私の誕生日で、行政上の区分けでは後期高齢者となった。

その誕生日の3日前、夫は強烈な腰痛で起き上がれなくなり、緊急入院となった。

ようやく病室に落ち着いた夫に「また明日ね」と手を振って帰宅したのは、午後3時近かったが、小さな我が家の広いこと。田舎だから当たり前だけれどいつもに増して静かなこと。

調べることがあって昨年の日記を見たら、前日の21日にやはり緊急入院していた。

何度目の入院になるのか記憶は定かではないけれど、昨年あたりから、そのたびに少しずつ体力の低下がみられるようになってきた。

 

 

しかし夫の頑張りには目を瞠るものがあり、退院して2,3日もすると、いつの間にか「病人」ということを忘れることもある。

2年連続の「一人ぼっちの誕生日」になったが、病院発の「おめでとうライン」はしっかり届いた。

 

 

来年こそ揃って誕生日を祝いたいと思いながら、猛暑の外を眺めている。

日陰に置いた朝取り野菜の山を見ながら「どうしたものか」と思案しながら……。

コメント (10)
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