いよいよ念願であった京都祇園祭の山鉾巡行見物です。
まずは、整然と並んだ四条烏丸へ直行。先導パトカーのもと、毎年「くじ取らず」として必ず巡行の先頭を行く唯一生稚児(いきちご)の乗る「長刀鉾(なぎなたほこ)」に続き、「孟宗山(もうそうやま)」、「保昌山(ほうしょうやま)」、タベストリーが素晴らしい「函谷鉾(かんこほこ)」まで見たところで、急いで巡行観覧席の取れている烏丸御池まで新京極通りを一路すすむ。
さすがに観覧指定席から見る山鉾は壮観で、暑い中群衆に押されることなく「長刀鉾」や「函谷鉾」をまじかに堪能!
鉾の古い形態である「綾笠鉾(あやかさほこ)」も風情があり、楽しめました。
帰宅後、7/16,17とBSプレミアムで放送された第一部「宵山」と第二部「山鉾巡行」を見て、京都の歴史的お祭りを堪能しました。
更に、その後8/11 NHK BSプレミアムで放送されたドラマ仕立ての「祇園さんの来はる夏」では、7/1からの「吉符入り」に始まり、7/2からの各会所でのはやし太鼓、笛の練習開始模様、7/4八坂神社での舞妓衆による「みやび会お千度」7/5長刀鉾会所での「稚児舞披露」などなど
また、宵山の時、各会所前で販売していた「粽(ちまき)」には、各山ごとの厄除け、縁結びなどそれぞれ異なることと「鉾を染めた手ぬぐい」など。よく意味合いを知らなかったので写真はとりましたが、次回はしっかりターゲットを絞り、粽と手ぬぐい頂きに行きたい。 最後の写真が各山鉾の配置図です。大きくは四条烏丸の左区画となります。
最後に「辻回し」の際に車輪の下に割竹を敷くのは、「車方」の方々、扇子を持った「音頭とり」は「手伝方」、鉾の上に乗り信号機や線をかわすのは「大工方」の各専門集団であること。保存会の町方衆が、各鉾の「懸装品」の飾りつけとか引き手になるなど、役割が明確に分かれていることを初めて知りました。・・・3年前の祇園会館の方が、祇園祭の巡行だけでなく、7月からいろいろな催しがあると言っていた意味が初めて分かり、次回が楽しみです。