うえちゃんの世界遺産の旅

元気な内にと、あこがれの世界遺産から廻りはじめ、最近は日本の良さに目覚め近場の新たな発見に努めています。

20240713八戸「是川縄文館」遮光器土偶等

2024-07-13 | 2023冬

この「是川縄文館」は、遮光器土偶などを年代順に陳列しており、とても稀有な展示館であります。具体的には。顔の変遷などがとても面白く鑑賞できました。餃子顔など最高です!

また、土偶も中空タイプなどもあり、学芸員の方にその創作方法を尋ねたところ、現在と同じく細長い陶土を積み上げていくと聞き驚愕! 今までは、粘土細工イメージでした。

また、竹籠等の種類の豊富さに驚く!現在の竹細工に近い繊細な籠作りが遠い縄文時代に既になされていたとはこれまたビックリ!(郷土大分は、竹細工でも有名)

国宝でもある「合掌土偶」には、割れた後を何度もアスファルトで接着して修復していることや、当時からさまざまな器や髪飾りに漆が使われており、縄文時代とは?を感嘆した次第であります。

先に訪れた三内丸山遺跡に多くあった矢じり等について、三角突起物はあるものの固定部が見当たらず、その固定方法を尋ねてみたところ学芸員の方から、この是川縄文館展示の矢じりには固定部もあるものも展示さており、紙に書いて複数の固定方法について丁寧に教えていただき疑問も解消した。感謝!

同様に、斧などの復元模型等もあり、得心の行く掲示となっていて素晴らしかった!

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20240712木造駅のシャコちゃん駅舎と五所川原の立佞武多

2024-07-12 | 2023冬

一昨年、中川翔子さん(しょこたん)による東北縄文遺跡群の紹介TVにて、木造駅の遮光器土偶(しゃこちゃん)の存在を知る。五所川原の立佞武多会館の見学前に木造駅まで足を延ばし、この土偶駅舎になった経緯などを伺うとともに、シャコちゃん土産をGet!

また、九州生まれの吾輩としては、青森のねぶた祭は知っていても、五所川原の立佞武多の存在を知らず、たまたま知り合いからそのすばらしさを聞くに及び、八戸へ行く前に訪れることとなった。

4階建ての巨大な「立佞武多展示室」には、高さ22mにも及ぶ3基の立佞武多が展示されており、毎年一基づつがこの建物で制作され、祭りの当日にはここから出発するとのこと! 見学も4階までELVで上がり上から見れるとともに、1階までスロープで降りることによりその巨大さと共に歴史を実感できる。一つ残念なのは、この縦方向に高いねぶたの風対策がどのようになっているのかを聞き忘れたのは残念であった。

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20240711青森三内丸山遺跡とねぶた会館

2024-07-11 | 2023冬

念願の「三内丸山遺跡」を訪れることができた。縄文時代の戦いのない集団集落とその構造物の巨大さに興味を持ち、ベテランボランティアの方の案内で遺跡を廻ることができた。

注目の「掘立柱建物」が、栗の木である事は知ってはいたが、その発掘後の保存物を見るにつけても。再現にあたってこの栗の木はどうしたのかと問うたところ、ロシアから持ってきたとのこと! 見学者からの質問にどのようにして建てたのか!との問いには明確な回答は得られなかった。

また、当地と同じような巨大な柱遺構が発見された「出雲大社」の巨大な社殿構築跡の柱を見たときにも構築方法はハッキリしなかったが、致し方ないことなのかもしれない。

そのあと、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」に向かう。当初計画では、8月のねぶた見学を考えていたのであるが、思うように宿が確保できないことから、今回が縄文遺跡巡りを中心とし、ねぶたは各展示施設を廻ることとしたが、やはりユーチューブで観るより現物は格段に素晴らしく感動ものであった。感謝!

 

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