この「是川縄文館」は、遮光器土偶などを年代順に陳列しており、とても稀有な展示館であります。具体的には。顔の変遷などがとても面白く鑑賞できました。餃子顔など最高です!
また、土偶も中空タイプなどもあり、学芸員の方にその創作方法を尋ねたところ、現在と同じく細長い陶土を積み上げていくと聞き驚愕! 今までは、粘土細工イメージでした。
また、竹籠等の種類の豊富さに驚く!現在の竹細工に近い繊細な籠作りが遠い縄文時代に既になされていたとはこれまたビックリ!(郷土大分は、竹細工でも有名)
国宝でもある「合掌土偶」には、割れた後を何度もアスファルトで接着して修復していることや、当時からさまざまな器や髪飾りに漆が使われており、縄文時代とは?を感嘆した次第であります。
先に訪れた三内丸山遺跡に多くあった矢じり等について、三角突起物はあるものの固定部が見当たらず、その固定方法を尋ねてみたところ学芸員の方から、この是川縄文館展示の矢じりには固定部もあるものも展示さており、紙に書いて複数の固定方法について丁寧に教えていただき疑問も解消した。感謝!
同様に、斧などの復元模型等もあり、得心の行く掲示となっていて素晴らしかった!