deracine雑想誌

日々にあったこと詩でも書いていきます。

掛詞

2008-04-15 02:04:39 | 詩の書き方
タイトルは・・・掛詞(かけことば)と読みます。

私が詩を書く上で気にしていることはほとんどありませんが、リズム感(語句の文字数など)や掛詞は結構気にしています。

掛詞というのは。同じ音、あるいは類似した音を有するものに、2つ以上の意味を込めて表現する方法。
例)松 and 待つ and 末
個人的に使うものでは・・・初(恋) and 果つ(恋) なんかも詩の中に入れてます。

この掛詞というのが私は大好きで。
なんで好きなのかと考えたところ、あまのじゃくな性格だからなんだろうなという結論に。

つまり、一見気付かないような言葉の中に、本音を込める。
素直に相手に伝えるのではなく、あえてぼかすような、そういうかたちで、相手に伝わるといいな、そんなぐらいの気持ちでよんでいるから。
まあ、そのまま伝えるのは照れ臭いことも、表現方法を変えることで(伝わるかどうかってのはおいておいて)表しやすく出来るところが好きなのでしょう。

ようは照れ隠し?
・・・ガキやん(苦笑)

まあ、今までの短歌、詩の中に本当にたくさんの掛詞がはいっています。
作り手の意図なんて気にせず、読み手がそれぞれ感じればいいというのがもちろん大前提ですが。
詩人っていうのは一語、もっといえば1文字にこだわる存在で。

もちろんその他の立場の人にはそれぞれこだわるものが別にあって。
私は今は営業職。

少なくともなにかこだわりを持って仕事をしていく必要があるかなと。
今まではわからないということに甘えていましたが。

自称詩人でして、そんなことを考えてしまった一日でした。

なお、4月17日木曜日午前2時~午前6時にかけてから、サーバーのメンテナンスにより更新閲覧などができなくなる模様。
よって見ていただいているように2時過ぎ頃によく更新してますが、気をつけないと更新できなくなってしまいそうです(--;)

追いかける
見えないものを
ただいまは
いえないままに
明日を迎える

・・ちなみに・・・
ただいま→ただ、いま ただいま
いえない→言えない 癒えない 居得ない
なんてところです。

それをあてはめることで、結構複雑にみえる詩が出来上がってる?かなぁ(マテ)
ま、少しこじつけ気味にも感じますがね。

2008-04-14 02:35:12 | 日記・詩
一時期、特に12月~2月頃にかけて。

かつての恋人を忘れるというそういう気持ちが強くて。
後輩のTさんに惹かれるようにしていたように思います。

でも、改めて。
今日、大阪をぶらぶらとしていました。

一時期(別れた当初)に比べれば頻度は減っているのかもしれない。
それでも・・・。

思い出す思い出す。
どこにいても。何を考えていても。
いないという現実が消えることがない。

そんなことをかんがえたり。
後輩のTさんは確かに可愛いなとか思いますが。
やっぱりそれだけで。
違うんだなぁと最近痛感してしまっていたり。

少なくとも、何がなんでも一緒にいたい対象か?ととわれたら・・・。
いまはまだそんな対象になる人はいないなぁ。
偽らざる本音はそんなとこなんだろう。

雑踏にまみれ
今も一人歩いている

なすことも見えず
水玉に君を見る

光を眺めるたびに
君のにおいがする

どこにいても
何をしていても
君のにおいが消えなくて
消せなくて

忘れる事が幸せだとしたら
不幸で良いや

君のことを忘れて
別の誰かは好きになれない

報われる
報われない

それ以前に
君を好きであるというこの気持ちは

何人たりとて変えられぬもの。
それは僕と手例外ではない

ただ、それだけのこと

犬の十戒

2008-04-13 02:31:15 | 日々
”犬の十戒”という詩をご存知でしょうか?

”犬と私の10の約束”という映画の元となった作者不詳の詩です。
”千の風になって”という詩が数年前に同世に作者不詳の詩として9・11の後に広まったように。

私は寡聞にして本日知った次第ですが。

もしご存知無い方がいれば、ぜひ調べてみてください。
内容に関しては、いろんなところで説明がされており、すでに素晴らしい訳などもあるので特に言うことはないのです。

(PLALAの著作権の規約などもあり、その内容の表示されるページなどはあえて載せません。
少し、保守的にネガティブにしています。お手数ですがgoogleなどで御調べください。)

我が家には今犬と猫が1匹ずつおります。
私の人生の約半分を一緒にいたことになりますが。

ただ、原文は英語で。それを訳すことのできるような英語の才能はありませんが。
日本語訳を見ていると。

ものすごく切なくて。
非常に涙もろい人間ですが、案の定、涙腺が少し緩くなってました。

犬と人との関係。
改めて、今、当たり前と感じていることのなかで。
いずれ来ることや、犬や猫の立場。所詮、人の想像の部分と言い切れるところもあるかもしれませんが。

犬や猫、動物を飼おう、そう思っている方はぜひ一度読んでから。
改めて考えてほしい。

家族の一員として迎える準備、心を。
こんにちは
新しくきた
白い子だ
手のひらに乗る
君に釘付け

知り合いと遭遇

2008-04-12 02:40:36 | 日々
本日は、一応幼馴染?
母親同士はすごく仲の良かった中学時代の元クラスメートと遭遇。

中学にいい思い出はあんまりないのだけれども(--;)
なので、少し接しにくいポジションの人ではありましたが。

異常なまでの人懐っこさと、異常なまでのガードの固さと。
気分によってなのかなんなのか。
正反対の気質を表してしまうことがあり。

ものすごい人見知りをする時があるかと思えば、初対面で出会って5秒で10年来の友達(のよう)に見えるといわしめるようなことも何度もあり。
ちなみに、Aさん、Bさんと知り合い、(Aさん、Bさんはもともとの友人同士)Aさんと仲が良くなる。
そのあとでCさんと出会う。CさんにはAさんBさんよりも私とAさんがもともとの友人とみえたそうです・・・。

そんなぐらいには人懐っこかったり。ようは気分屋なのですが。
特に中学の一時期は精神的に自閉というか。
精神的に殻に閉じこもっていた時期がありまして。

だから、中学の頃の身の知り合いって結構苦手だったりするのです。
なまじ親同士が知り合いだったということもてつだって。

まあ、それでも昔ほど微妙に感じていたわけでもなく。
そういう、嫌な過去に対して多少は向き合うようにはなれているのかな、とほっとしました。
閉じた目が
写せるものは
ただ闇か
さまよう中に
光ができる

傷つくこと

2008-04-11 01:35:22 | 日々
先日時計が傷ついたと嘆いておりました。

どうも私は完璧を望みすぎる傾向があります。
けして、私が完璧というつもりは毛頭なく、ただ、ありもしない完璧を求めるという悪癖を持っているというところです。

そして。
私は傷つくことにおびえています。
人一倍に臆病なので。

ただ、最近は。
その傷ってものも大事な個性の一つになるのかなぁと。
生きていく中で誰もが傷を抱えていて。
いっぱいいっぱい傷ついて。

そんな傷が、でも、その人を形作って。
たとえば失敗。
もちろんないほうがいいのは誰もが同意すると思う。
しかし、神ならぬ身。そんなことは不可能で。

ネガティブな受容というつもりもなく。
ただ、失敗を恐れるだけで挑戦もしない生き方はどうなのかなと。

リスクを恐れるが故に成長する機会を逃すなんて・・・。
また、リスクを移転する方法や削減することを考えないのは問題だけども。
挑戦しないでリスクを減らすってやり方は。やだなぁと。思い始めました。

良い物は傷がついたってよさを損ないはしない。
いずれ何らかの傷は付く。

でも、それでその価値は消えないよね。
消えないだけの価値を見いだせるようにしないといけないのだけれども。
それぐらいの力量はあるつもり・・・。でいましょう(苦笑)

だめならその時考える!

暗闇に
流した赤き
水たたえ
ひととせたちて
刻めよこの身