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「東日本大震災」から2年☆

2013年03月11日 07時36分57秒 | 店主のたわごと
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

3月11日(月)の山形県酒田市はふたたび白銀の世界となっています。

昨日夕方から吹雪となり、漬物の梨屋本舗前には10センチ程度の雪が積もりました。

朝、除雪作業をしながら、風で飛ばされ雪が無い向かいの歩道を見てとても羨ましく感じておりました。

今日で「東日本大震災」から丸2年になります。


東日本大震災直後の酒田の街中の様子



先日、息子の受験の付き添いで東京に向かう時、高校時代の同級生と偶然一緒になりました。

彼は地元を離れて就職していたはずなので、「この中途半端な時期に帰省したの?」と聞くと、「子どもと妻を酒田に避難させてるんだ!」と言うのです。

彼は、福島勤務で福島第一原発事故の影響が子供に出ることを恐れて、妻子を酒田にある実家に避難させていたのです。

このように二重生活を強いられている人たちがまだたくさんいることを、彼の話を聞いて改めて認識させられました。

被災地では、工事に携わる職人の不足から思うように工事が進まず、復旧が遅れているとも聞きます。

工事の遅れだけでなく、新たな発注を出してもどこの建設会社も目一杯で、新たな工事に入札する会社もないとのことです。

この状況をそのまま放置しておくのでしょうか?

国や自治体がゼネコンや他地区の建設会社にもっと働きかけなければ、いくら予算だけを付けても復興は進みません。

被災された方々に、一刻も早く普段の生活をさせてあげたいと思わないのでしょうか。

非常に疑問を感じます。

「東日本大震災」から2年ということで、各地でイベントが開催されているようです。

山形県酒田市でも、3月9日(土)~3月11日(月)にさかた街なかPR館にて「キャンドルfor3.11を作ろう」というイベントが開催されています。

ここで作られたキャンドルは、今日3月11日(月)18:30から中通り商店街で点燈されます。

参加できる方は、是非参加してください。



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