漬物王国 山形 ブログ 漬物の梨屋

漬物の梨屋ブログ-山形の漬物・特産野菜・旬の食材・地域文化のブログ

商売をやっている楽しみのひとつです☆

2015年09月08日 08時09分15秒 | 店主のたわごと
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

9月8日(火)の山形県酒田市は、秋雨前線の影響でどんよりとした曇り空となっています。

今日の天気は、曇り時々雨、最高気温は22度、降水確率は30~50%という予報です。

先週末は、遊佐町で行われた「第23回奥の細道鳥海ツーデーマーチ」に参加された方たちの多くが、酒田市内のホテルに宿泊したこともあり、酒田市内も結構賑やかでした。

漬物の梨屋本舗にも、何組かの参加者からお立ち寄り頂きました。

近くのホテルに宿泊しているという年配の夫婦連れのお客様が、漬物の梨屋のチラシに書いてある松尾芭蕉翁の「珍しや 山をいで羽の 初茄子」という句を見つけて、「下の句は字余りなんですね!」と問いかけてきました。


漬物の梨屋のチラシに掲載しいる松尾芭蕉翁の句



漬物の梨屋 齋藤真が、「これは字余りではなく、「はつなすび」と読むんです。」と説明すると、非常に興味深そうにその句を眺めていました。

実はこのご夫婦、松尾芭蕉翁が歩んだ「奥の細道」を、全行程歩き抜いたという兵でした。

「時間があるからできる。」と言ったらそれまでですが、松尾芭蕉翁が歩いた深川~大垣の全行程は600里(2400キロメートル)にも及びます。

その松尾芭蕉翁が酒田に滞在したのは、今の暦で7月29~30日と、8月3~9日の計9日間で、終点の大垣での滞在期間を除けば、「奥の細道」の中で一番長く滞在しています。

そんな土地のふらりと入った漬物屋で松尾芭蕉翁の句にふれたことが、大変嬉しかったようです。

こうして初めて会ったお客様と、時折の話題でお話しできるのも、商売をやっている楽しみのひとつです。



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