今回は演奏会がメインの目的!なんと言ってもマドレーヌ寺院でフォーレ・レクイエムを歌う事を成功させなくては!と頑張りました。
でも・・・ 私にとって初めてのパリ!
一度は行ってみたかった街。演奏会までの自由時間をどう活用するか これほど旅行で事前勉強をした事はありません。
中学の修学旅行並み・・・
治安と交通機関の所要時間が一番のネックになり、言葉が苦手な弱点もあいまって 希望する場所が二転三転。
ツアー会社のスケジュールがどれだけ良くできているのか実感させられました。
あれこれ悩んでいるうちに初めに参加しようとしていたディナークルーズが満席になったりと 予定の変更もいっぱいありました。
到着した時に待っていたのは、別便で向っていたグループのロンドン経由便の欠航の話。
結局ロンドン組はその日はロンドンに泊まり、翌日ユーロスターでパリに到着したのですが、それはそれは大変で貴重な経験だったとの事・・・。
オーストリア経由の私達は翌日2日午前中はパッシー墓地にあるフォーレのお墓に行きました。
シャイヨー宮のすぐ横にあるその墓地は静かな晩秋の朝のたたずまい。
大きな祠のようなお墓の並ぶ道の奥にフォーレの眠るお墓がありました。
墓地の入り口にお花屋さんがあり、菊のそれも厚物を短く仕立てた鉢が目をひきましたが、秋の墓前に供えるお花に菊がよく使われるのだそうです。(しかし、そこにお花屋さんがあったのだから買っていけば良かったと思ったのは出てきてからでした・・・フォーレさんスミマセン)
その後は、コンコルド広場、ノートルダム寺院の見学
説明を受けながら 綺麗なバラ窓などを観てまわりました。
昼食のレストランでロンドン組と合流し昼食
そして午後は14区にある大学の練習会場で2時間練習をしました。
5時前ホテルに戻り、ギリギリ日本出発前にTさんが予約してくれたディナークルーズ(マリナード・パリ)に行く事になりました。
RERに乗れば簡単なオルセー前の船着場もこの時はまだ怖くて乗れずタクシーで・・・
着いた時には船の姿が無くてRERの構内でうろうろし10分前に行くともう乗船が始まっていました。
バトーパリジャンなどと比べてもかなりこじんまりとした舟。
どのテーブルも窓に面しているのがいい感じでした。
テーブルに着くと出発前から食事が運ばれ、60ユーロと格安で時間も短いお手軽クルーズ
しっかりパリの旅気分を楽しんできました。(ここで後ろのテーブルに日本人がいるなと思っていたら!なんと同じ団のKさんご家族!途中まで全然気がつかずにいました)
心配していたクルーズ後のタクシーも目の前のオルセータクシー乗り場に停まっていた車に乗れ8時過ぎにはホテルに戻りました。
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