シャンポール城
明日で出発からひと月経ってしまうパリ演奏旅行。
忘れてしまわないうちに演奏会翌日に個人(3名)で行ったツアーのロワールの写真をご紹介します。
ツアーはシティービジョン。英語・スペイン語?のガイドさんと日本語のガイドさんが一緒のバスツアーでした。
朝6時25分にホテルお迎えだったので、帰国される方達ともお会いする事なく出発しました。
晩秋のパリ郊外を走り、途中時間調整の休憩を入れて10時にシャンボール城に到着しました。
広大な敷地にこれぞお城といった風情。この時が今回の旅行でも一番のお天気で、白く色々な形の尖塔(実は煙突)がとても綺麗でした。レオナルドダビンチも関わっていたのではという、フランス様式とイタリア・ルネサンス様式のお城。
内部の石造りで冷たくガランとした感じは中世ヨーロッパの歴史物語を感じさせるものでした。
シュベルニー城
次に向ったのがシュヴェルニーという町にある現在も城主が住んでいるという城。
個人の持ち物という事もあり、現在の私達でもどうにか生活できそうな(とてもできませんが・・・)雰囲気でした。
現在までの家系図だそうです。紋章が面白いです。
敷地内の売店にあったヌガー。ケーキのように並んでいてとても綺麗!一つお土産に買ってきました(7.6ユーロ)。日本のヌガーより軟らかくて食べやすかったです。
この後、この町のホテルのレストランで昼食をたべました。
シュノンソー城
最後は川の上に建っている事で有名なシュノンソー城に行きました。
世界史は良く分かりませんがイギリスとの百年戦争の後、1400年代後半からロワールのアンボワーズに王様が住むようになり、一番最初に見たシャンポール城は王様の狩のための別荘。このシュノンソー城は王様の愛妾に与えた城だったそうです。
歴史はともかく川のそばの要塞を城に、その後城から川を渡るための橋を作り、愛妾を追放した王妃が橋の上に館を作った、というお城。
その全貌を見たかったのですが、庭の端まで行かなくてはならず、自由時間もなくて見れませんでした。
城の中はシャンポール城よりは生活感のある雰囲気。手入れの行き届いた台所。とフラワーデザイナーによって飾られた花で優雅な雰囲気でした。
イタリアメディチ家から嫁いだ王妃の影響が色濃い橋の上のギャラリーはとても綺麗です。
敷地の入り口からは林のような庭や農園などがありました。
16時過ぎに見学が終わりましたが、金曜の夕方は渋滞するとかでパリに着くのが1時間遅れ、着いたのは20時前でした。ツアーの帰り、タクシーで見た、金曜の夜で賑わい人のあふれる道路沿いのカフェが印象的だったのですが、その1週間後起こった事がとても残念な記憶となりました。
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