土偶「縄文ぼいん」。縄文時代後期。椛ノ木(かばのき)遺跡出土。
世界遺産・御所野遺跡。御所野縄文博物館。岩手県一戸町岩舘字御所野。
2022年10月4日(火)。
椛ノ木(かばのき)遺跡出土の「縄文ぼいん」土偶は1995年の発掘調査で出土した。高さ11cm、幅13cm。妊娠した女性を表している。今から3500年前の縄文時代後期に作られ、もとは赤色だったと考えられている。妊婦の身体の特徴がリアルに表現された土偶はめずらしく、右足の付け根と首にアスファルトが使われているのも特徴である。
「縄文ぼいん」は公募で選ばれた愛称で『母親の印』という意味もある。
このあと、秋田県鹿角市の世界遺産・国特別史跡・大湯環状列石へ向かった。