青森県立三沢航空科学館。青森県三沢市三沢字北山。
2022年9月30日(金)。
三沢市寺山修司記念館を見学後、予定していなかったが、若干の興味があったことと、身障者無料なので近くの三沢航空科学館に立ち寄ることにして、FENを聴きながら向かった。
航空科学館は、展示だけではなく、ZEROグラビティ360などのアトラクションや、飛行機操縦ゲームなどを無料で楽しめて、結構面白かった。
三沢航空科学館は、三沢市が設置した三沢市大空ひろばの一角に立地している。
館内1階入口には初の太平洋無着陸横断飛行を成し遂げたミス・ビードル号のレプリカを展示している。
ミス・ビードル号(Miss Veedol)は、日本からアメリカ本土までの最初の太平洋無着陸飛行に成功した飛行機である。1931年(昭和6年)10月4日、青森県三沢村(当時)の淋代海岸を離陸したクライド・パングボーンとヒュー・ハーンドンの乗ったミス・ビードル号は、41時間の飛行の後、翌5日、ワシントン州ワナッチー市に着地した。これにより、パングボーンとハーンドンは北太平洋を無着陸で横断した最初のパイロットとなった。
ミス・ビードル号は1931年型のベランカ・スカイロケットJ-300型の長距離改造型である。800ガロンの燃料を搭載できた。日本滞在中に、さらに燃料の搭載量も増やし、離陸時には930ガロンを搭載していた。
ホンダ A-08 HondaJet 技術実証機(Proof of Concept)
日本エアコミューターで使用していたYS-11を機体内外とも現役時代そのままに展示している。
2階は科学体験のフロアになっており、実際にZEROグラビティ360など体験や実験などが出来るコーナーもある。
3階は展望デッキがあり、三沢飛行場を一望できるようになっている。
三沢市大空ひろば(無料)には屋外に実物のF-16やT-2「ブルーインパルス」仕様などを展示している。ただし、大空ひろばに展示している航空機は航空自衛隊やアメリカ空軍などによる協力の下、借受けているものである。
米軍基地の格納庫から爆音が聞こえてくると、ヘリが現れた。フェンスには数人のカメラマンが集まり撮影していた。
航空自衛隊の三沢ヘリコプター空輸隊 CH-47J。
このあと、おいらせ町の国史跡・阿光坊古墳群へ向かった。