



今日は母を連れて美容院へ行ってきた。
母はピック症で現在グループホームに入居しているのだけど、お昼前に発寒神社へ御参りに来たと言う、昨日深く反省した友人から電話が掛かってきて、母を車で送ってあげたいと言うので一緒に迎えに行ってもらった。
母は運転がプロ並みに上手だったせいか、惚けても交通法規だけはしっかりと頭の中に入っていて、そして車が大好きなので友人の車に乗せてもらって大喜びだった。
ちゃんと信号を見ていて、「今は行けない。」とか「今一台だけだから、これが行ったら出られる!」とか指示を出していて、友人も「教えてくれて有り難う!私、運転下手だから、もうちょっと前だったらお母さんからお針も運転も教えて貰えたのに、惜しい事した!」と楽しそうだった。
彼女は昨日自分の大きな欠点と向き合って、自分を踏みつぶしてやりたい!と言っていたが、やはり、元は優しい人なのである。
札幌駅近くの美容院なので、駅の近くまで送ってもらって、お互いに楽しかった!有り難う!!と言って分かれた。
さて、美容院では綺麗にカットしてもらってすっきりと若返った母を、今度はタクシーで送って行った。
食事を飲み込む事の出来なく成った父は、いよいよ病院へ移さなければ成らなく成ったと施設側から言われたので、明日は主治医に電話で相談して、何処の病院が良いか、更に母と一緒に入れる病院が有るかを調べなくてはならない。
2年間グループホームで同じ部屋に入居出来たから母は父を忘れないけど、ばらばらにしてしまったら、母は父を捜すだろうし、現に今日だって美容院で、「お父さんが帰って来るから」と言って父を捜していたので私は出来る限り一緒にしてやりたいと思っている。。