安藤美姫が女子FSを解説「ジュニアとシニア両方で世界を狙える日本が戻ってきた!」
私はフリーだけならば、三原選手が一番印象に残りました。
まずジャンプは、羽が生えたようでした。あんなに軽く跳べるなんて、ほんとうにうらやましいジャンプです。
スケートの質も高く、さらにあの音楽(「ガブリエルのオーボエ」)と三原選手が、ほんとうにマッチしている。あの空気感を出せるのは、彼女のパーソナリティがあってこそ、でしょうか。ほんとうに、素敵でした。
ただ少し、きれいすぎてしまうのか……今日はパンチが、少しだけ足りなかったですね。ジーンとくるものはあったけれど、坂本選手が「うわあ、すごい!」と思わせたのに対し、三原選手は「ああ、いいなあ……」という感じでしょうか。そこで、ファイブ・コンポーネンツが伸び切らなかったのかもしれません。
三原舞依
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安藤美姫さんの選手評価が面白いです。
流石は元世界女王なだけはあり、良く観察していると思いました。
私は三原選手が、実に可愛らしい、優しい人だと感じていて、病気に苦しめられたりした苦労した人に有る、懐の深さを感じます。
スケーティングにもそれが表れており、彼女の演技でほっとする人が多いと思います。
「彼女らしいかわいらしい、やわらかいプログラムだけでなく、少し違ったジャンルもいいかもしれません。新しいテイストのプログラムにチャレンジすることも、刺激になると思いますよ。」
これは激しく同意します。
真央ちゃんがタラソワの下で、激しい暗い役を演じた事に寄って、芸術家に成りました。
「演ずる」事は、自分の中に少ない要素で有っても、外へ出そうと努力する事で、
演技の幅が広がります。
是非、自分の中の暗い部分も、芸として昇華して、更に強いスケーターに成って欲しいと思います。
と言うのも、私は三原選手がお気に入りなので。♡