今日は久しぶりに・・・小説風です。
ドドジ(ドドメの夫)は喜んでいた。
昨年、会社を辞めて家でお気楽主婦を始めた妻のドドメがまた働きだしたのだ。
元気になった証拠である。
昨年夏に会社を辞めた時、ドドメは疲労困憊で毎晩の晩酌もビールを1缶飲めば十分、休みの日はスポーツジムで気分転換して、後はお昼寝という感じだった。
しかし、仕事を止めて専業主婦をしてから、彼女の体調はずいぶん良くなったらしい。何といっても一番変わったのが、夜の酒量である。
若いころクラッシュギャルズと呼ばれる位、周りの人が全て潰れるまで酒を飲んでたと豪語する彼女らしく、ワインなら軽く1本、マッコリなら2本(1500ml)程度なら一晩で軽く飲み干せる程体調が回復した。
なのでドドジはドドメが仕事を始めたのは最近かさばる酒代稼ぎではないかと秘かに思っていた。
仕事も続けられそうだし、良かったとホッとしたある週末の日、キッチンで鼻歌を歌いながら夕飯を作る彼女をふと見ると・・
彼女は酒を飲んでいた。料理をしながら、傍らに置いた湯のみでグイグイやっていたのである。
そういえば、その昔・・彼女は
「酒の肴は酒を飲みながらでなければ味見が出来ない」
とほざいて、料理をしながら片手でワインを飲んでいたっけ。
専業主婦の間は、キッチンで酒を飲むとそのままキッチンドランカーになってしまうという恐怖感から、晩酌以外では飲まないように気を付けていたようだが、仕事を初めてまた料理しながらの酒を始めたらしい。
やれやれ・・・
しかも、彼女は先程、ビールの試飲アンケートで、アンケートに答えるという名目の元ビールをたらふく飲んだ筈なのに・・。
晩酌の時しかお酒を飲まない、少し疲れた専業主婦の妻
パワフルになって生きているのが楽という感じだが、休みの日は日がな一日酒を飲んで喜んでいる働く妻
どっちの妻が良いのか・・・ドドジは寒いベランダで降りしきる雪を見ながら考えたが、答えはみつからなかった。
まだ、寒い日が続きそうだ・・・ドドジはそうポツリと呟くと、うなだれたまま部屋に戻った。
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仕事を辞めてしばらく休んでいたら、肝臓が元気になったようでお酒をとても美味しく感じるようになりました。
本当に20代の頃に戻ったかのごとく・・・好きなだけ飲めます。
でも、お酒って太るし(この辺の代謝機能は若返らず)お金がかかるんですよね。
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