頭上に注意してください！ ＝東日本大震災・余震＝

今日も大きな余震が何度かありました。

前に書きましたが、私が働いているビルは3月11日の地震で大きなダメージを受け、外壁が数か所壊れ落ち、一部鉄筋が見えている状態です。

夜に大きな余震があると、外壁がパラパラと落ちるらしく、通勤の時にチェックすると、ビルから落下したタイルの破片やコンクリート片がビルの前に転がっていて、それを管理人さんが舞に掃いて掃除してるって感じです。

一応通行人が怪我をしてはいけないので、防御ネットを張ってありますが、細かい破片はやはり落ちてしまうみたいです。

私のビルと隣のビル、そして大きくニュースで報道された外壁大破（ココは壁に穴があいていてオフィスが見えます）は地元でちょっと有名でして、みなさんビルの前で記念写真をとったりしていらっしゃいます。

まあ、そんな感じなのですが、今日お昼に大きな余震があり、私や同僚が避難袋を背負い、ヘルメットをかぶって非常階段を駆け下りたら、ビルの下に上記のような写真を撮る野次馬が数名いました。

外で立っている方は、地震を感じなかったのか、（発表では震度3）慌てて降りていった私達が面白いらしく、「揺れたの？」「怖かったの」と声を掛けて来たり、笑ったりしておりました。また中には携帯をで写真を撮ろうとしている方も・・・。

本来、私ならこういう態度を見たら、怒っちゃう所なのですが・・・色々な事で疲れ果てていて怒る気力はありません。

ただ、一つ言わせていただきたい事があります。

野次馬のみなさんの目の前は、記念撮影をしたくなるような壊れたビルなんです。

私達が怖がって非常階段を下りる＝上はかなり揺れてると言う事。

写真を撮るのは良いけれど、その前に「頭上に注意してください！」

細かい破片は防御ネットで防げないし、大きい破片はネットを破って落ちる可能性があります。

せっかく助かった命です。大切にしてください。

せっかく助かったのに、ボロビルを見に行って死んじゃったなんて、馬鹿みたいでしょ。

是非自分の身は自分で守ると言う自覚を持って頂きたいと思います。

働いている私がいうのもなんですが、本当に危険です！


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今日は、母ｍｏｍｏさんにアドバイスをいただいたので、職場で震災の時の笑える話や、今だから話せる秘密という話題で同僚と話をしました。

本当はその時出た面白い話をＵＰする予定だったのですが・・またそれは次回に。

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