ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

阪和鉄道の講習会に参加3

2021-03-21 21:08:15 | 遊び関係

一例として挙げられた、
岡山県の片上鉄道は受講者たちにとっては
当然の有名な場所だったみたいですね。

何も知らないdoironは
かえって調べてみたら驚きました。

岡山県の和気駅中心に
走っていった電車の廃線跡で、
いまは自転車と歩行者の
専用散策路である片鉄ロマン街道に
生まれ変わっているのです。

和気より南側も入れると48キロ。
北側だけでも34キロで
湯郷温泉につながるという素敵な道路。
散歩でもいいし、自転車でも楽しい旅行が出来そうだ。

ここに残っている駅が三角屋根の駅など、
地方の特徴的な駅がそろっているそうです。
いつか行かなくてはなりませんね。

さあまた近辺の駅に戻りましょう。

古い痕跡を訪ねるものの一つが、
駅舎の屋根です。

切妻型の屋根なんかは特徴的なそうですね。
南海高野線の山中の駅には
そんな特徴的な屋根が続いているそうです。
ああ、ここも先日高野山の旅が
当たって行きましたねえ。
山の中をゆっくり進む高野線の
ローカルな雰囲気には圧倒されましたが、
駅舎もとても特徴のある建物だったのですねえ。
全く見逃してしまいました。

講演者は、さすがにここの駅を
電車で移動しながら撮影するとなると
すごい時間がかかるので、
「すみません。これらの駅舎には車でいきました」
と大変謝っておられました。

鉄道ファンへの謝罪ですね。
また屋根の下の小窓には南海本線の
諏訪の森、高師浜、蛸地蔵の駅には
ステンドグラスがあることも
報告されていましたね。


高師浜2020.4撮影

さらに屋根の下の梁や柱の装飾も
特徴的な装飾がなされています。
中には古レールを使われている
ところがあったりします。

王寺駅や摂津富田駅、そして環状線でも
各駅で見られるそうです。

もうこれらを聞くと、
歩いているときだけでなく、
駅に着いたところから
しっかり旅が始まっているって感じですね。
油断せずにぶらぶらしましょう。

こんな装飾なんかを見て回るのも、
年代がわかったり鉄道会社のおしゃれ度が
わかったりするんですね。
いやまあ、こういう散策も鉄道ファンには
たまらないものがあるでしょうね。

ほかにもJR和歌山線、近鉄橿原線など
見どころはいっぱいあるのですね。

旧構造物でもう一つ特徴のあるのが、
橋梁ですね。

近鉄道明寺線、近鉄南大阪線、高野線、
阪堺電気鉄道といた路線の大和川の橋梁は
結構特徴的だそうです。
これらは銘板なんかでも
施工年月や会社など細かいことも
わかるそうです。
また淀川の橋梁も大規模なものが多く、
それぞれ特徴もあるようです。

ほかにも、高架やトンネルなども
紹介していよいよ講習会は阪和鉄道に
やってきました。
北の駅から順番の説明が始まります。

まず天王寺ではホームの屋根や
ホームの下に昔通路があったことなんかが
特徴で、痕跡がくっきりと残っています。

美章園ももともと高架だけだったところに
駅を後付けで作ったので、
特徴的な構造が痕跡として
残っているそうです。
ほかにも杉本町のホームの構造、
浅香山の駅づくり、三国ケ丘の駅構造、
富木の古い駅舎、久米田の駅の構造など
どんどん続いていきます。
よく知っている駅だとおぼろげな
記憶をたぐっていって大変面白かったです。

これらの駅を順番に歩いて
めぐるというのも、
面白い旅になるよなあとdoironは
夢をふくらませていたのです。
またそんな旅のこともここで
お知らせできたらいいですねえ。

電車という最高の旅の道具の歴史は、
とても面白かったです。

またその駅にもそれぞれの歴史があって、
鉄道ファンの気持ちがよくわかった
楽しい講演会でもありました。

そうそうこの時の講習会の講師である駒井氏は、
この講演を最後に引退されるそうです。
大変楽しかった講習をどうもありがとうございました。
これからは思う存分旅をしてくださいね。
こちらも教えてもらったことを頭に
旅を楽しみたいと思います。

あそこに行こう、
ここも行こうと弥生文化博物館から
シュポシュポと歩きながら
上機嫌で帰宅したdoironでありました。

おしまい


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