☆展示会の用意で高知へ
今、展示会に向けて
四国八十八ヵ所の絵を精査しています。
絵を一枚づつ引っ張り出し、
それにコメントを付けていく
という作業をしているのです。
デザインなんかをうまくして、
もう少し上手に描けば、
退職者の四国巡礼なんていう
本にできるかもしれません。
展示会に向けてそういう資料を
とりあえず作りながら、
少しづつ盛り上げていけるものを
作っていこうと思っているのです。
それを理由に、先日はミセスを連れて
香川に行きましたが、
その第2弾として、
今度は高知県に一人で旅立ちました。
いいよなあ、
展示会をネタに気楽に旅ができる今は
とてもラッキーです。
お寺回りの合間に観光を
組み入れてうろうろするのです。
まずは自宅で、絵を眺めながら
本来の旅を計画していきます。
何点か絵の対象を見直した方が
いいかなあという気持ちもわきましたね。
お寺の展示物を描いた絵と
地蔵を描いた絵は、
実際に目にしないといけないでしょうね。
そこへもってきて、
高知の牧野植物園や高知城、
はりまや橋の見学も組み入れたいです。
この地域をどれだけの時間で
回れるかあまり想像できないので、
向こうにいる友達と会って
いろいろ聞いてみるかと考え、
ある意味エイヤと出かけることにしました。
高知はやはり遠い場所なんで、
ちょっと時間をかけて
旅してくるよと言い残して、
朝6時半に家を出ました。
そりゃ、4時とか5時に出りゃ
いいのかもしれないが、
安全を考えればあまり無理も
できないでしょう。
少し混み始めた
阪神高速湾岸線に出てゆきます。
最初はねえ、和歌山から徳島行きの
フェリーに乗ろうかなって
考えてたんですけど、
最初に肝心な用事のある高知に行くので、
少しフリかなと思い、
行きは車で、帰りは時間を合わせて
フェリーに乗るということにしました。
湾岸線から第二神明に乗り、
明石海峡大橋へと向かってゆきます。
淡路島へは少し前によく行きましたね。
何となく覚えのあるコースで
ナビも案内してゆきます。
さほど道も混んでる様子もなく
淡路まで順調です。
途中サービスエリアでホットコーヒーを
飲みながら、
「待ってろよ、四国。
もうすぐ行くからな、高知」
とささやくdoironだったのです。
この日の天気は朝からは
少し曇っていたけど、
晴れてくる予定です。
快晴、脳天気なおっさんが行く
四国が待っているはずです。
ただ気温は少し低かったですね。
淡路の高速道路から、
お迎え大使にも挨拶をして
進んで行きます。
やがて前方に見えてきた大鳴門橋を渡り、
高松自動車道から徳島自動車道に入り、
美馬などの谷間の市を超えた先で、
高知自動車道に入り、
そこから四国大陸を南下してゆくのです。
四国の高い山が見え始めると、
山の頂上あたりに雪が
積もっているのがよく見えました。
剣山かなあ。
そんな四国中央の山々の合間を抜けて、
高知自動車道はトンネルの多い道です。
その道を抜けたところが、
いよいよ高地市です。
まず最初は高知市の西の方にある
清滝寺を目指しましょう。
この寺があるのは土佐市です。
今回の旅で、最も西の位置に
この寺があります。
ここから東向いて進み、
室戸岬を経て帰っていく
という旅になりますね。
高速道路を降りて、
川沿いのすれ違えないような道や
山の中のせまい道を登ってゆきます。
以前ここに来た時は大型バス
だったけど、まさかこんな道は
通っていないよなあ。
どうしてお参りしたのかなあ
って感じです。
続く
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