ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

doironアトリエだより14

2024-05-04 20:35:32 | お絵かき

僕が絵つぶやきを書くようになって
とても影響受けた人と作品があります。
それが星野富弘氏の作品だ。

事故で頚椎を損傷し、
首から下を動かせなくなったのだが、
長い入院生活にたくさんの人から
もらったお見舞いに返事を書きたくて、
筆を口に加えて、字が
描けるようになったそうだ。

そしてその取り組みはさらに発展し、
ついには絵まで描けるようになったという。
主にdoironと同じ水彩画である。

その絵は繊細で素晴らしいものでした。

そして彼はその絵にところに、
うごかなくなった体を嘆きつつも、
いつも前向きで、心が動かされる言葉を
書き込んでいるのです。



なのでまあとても素晴らしい
作品になっています。

そんな彼がお亡くなりになりました。
78歳であったと書かれています。

群馬県の彼の美術館にも
行ったことがあります。

作品を眺めながら、
あ〜この絵は本で見たぞ、
でもよくみると、ホワイト修正
してあったり、紙が修正で
貼られているような作品も
展示されていて、すごい親近感を持てて
感動したことがありました。

それに絵もなんとなくdoironの絵に
似ています。
そしてそこに書かれている彼の言葉は
とても心にささやくのです。

勝手にこんなこと書いたら
怒られるかもしれませんが、
doiron風にいえば心に響く
「絵ささやき」なわけです。

そんな彼のすごい創作の
百分の一もない力で、
doironはもっと小さい絵に、
できるだけ短くした言葉をつけて、
勝手に「絵つぶやき」と
名付けた作品を作っています。

彼の作品に比べたら
せこい作品ではあるのですが、
でも時折書いた作品が、
彼の作品とよく似たりすることが
あるんですよ。
彼の作品をたまに見ては、
かぶってないかと比べるという、
情けない作業をすることもありました。

まあ、彼の文章の元になる部分と、
doironの元になる部分に
似たところがあるのも
事実だと思っています。
いやあ事実というか最も影響を
受けているのかもしれません。

否定することはできるだけ書かない。
時折ダジャレも入れるなんて
もう彼の世界の受け売りのように
見えるかもしれません。

まあそれほど彼の作品はdoironの人生を
間違いなく豊かにしてくれている
といっても過言ではないでしょう。

ありがとう、星野富弘さん。

あの世に行ったら、手で思いっきり絵を
描いて楽しんでください。
そしてお母さんの肩を優しく
たたいてあげてください。

御冥福をお祈りいたします。


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