ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

歩きの思い出

2021-07-06 20:22:42 | 日常

テレビの映像で熱海の土石流を見ました。
すごい映像でしたね。
熱海は少し歩いたことがあります。
今日は急遽それに関するお話です。

2017年の5月に、
大学の同窓会で静岡に行きました。

大学の時に所属していたのは
化学工学科の第3講座という研究室でした。
60歳の時に最初の同窓会が、
大学地元の金沢で行われ、
参加したことがあります。

この時はなんと教授、助教授も含めて
全員健在で超楽しい同窓会だったのです。
久しぶりの同窓会はチョー盛り上がりました。

doironが半世紀ほど前の
学生時代に起こした
「ミスド事件」の話が、
めちゃめちゃ盛り上がり、
この年のうちの研究室に
所属していた人間はなんと
「ミスドの会」というのを
作ることになったのです。

このミスド事件については、
前ブログの2016年の10月に
記載していますので、
よかったら参考にしてください。

自分の頭の中には残っている思い出やなあ
と思っていたら、研究室全員の頭に
こびりついていたという
超ビックリ事件でした。

ああ、若い時には思いつくまま
びっくりするようなことをしていましたね。

近辺の山によく一人で出かけました。
雪の中、大カミナリにあって
雪洞彫って避難したことがありましたね。
ピッケルがウーンとうなっていたのを
思い出します。
また春先に出かけた山で、
つぶれかけた山の倉庫に泊まり込んだり、
一度シートをかぶって野宿をしたりもし、
友達を心配させたりしました。

三年の時には山岳部の一人と
11月の穂高に、ピッケルかついで
登りに行って大雪に会い、
その時来ていた他のパーティが
遭難していたというような
めちゃめちゃな山登りも
していたこともありました。

ミスドの会が穂高の会に
なっていたかもしれません。

無事に帰ってきて
「あいつは穂高で遭難した」
なんて言われずに済んでよかったです。

あ、下手したらその後の
心筋梗塞や脳梗塞で帰って
こなかったかもしれませんので、
考えたらミスドの会というのは
とても平和な名前の会でよかったです。

前置きが長くなりましたが、
そのミスドの会開催の
静岡県湯河原温泉の同窓会に
4年前に行った時のことです。

夜の温泉での同窓会だったのですが、
この際だからと思い、
当時から歩くのを趣味にしていたので、
少し早くいって
向こうを歩いてみるか
ということにしたのです。

その歩いた先というのが、
先日驚くような土石流があった

「熱海」です。

コロナも何もない時代でしたね。
超大勢の観光客でにぎわう駅前も、
今だったら密やと避けるような
ところですが、さすがに
観光地やなあとなんか
ウキウキしましたね。

新幹線の熱海駅の前から、
荷物をロッカーに預けて
早速歩き始めました。

事前にあそこに行こうと
おおざっぱに考えている程度でしたので、
わくわくしながら歩き始めました。

市街地を抜け、山に登ってゆき、
たどりついたのが「伊豆山神社」です。
そうです。
まさに今回土石流が発生したのも
「伊豆山地区」だったのです。

過去のブログを見てみると、
まさにあの逢初橋もうつっていますし、



「細くて急な斜面」とあの谷の
道のことを書いています。



いい天気なのに、
水がたっぷり流れていたのも
今考えれば不思議な光景でした。

災害に会い亡くなられた方の
ご冥福をお祈りし、
災害被害のお見舞いを申し上げます。

行方不明の方も
早く見つかるといいですね。

かつて歩いた場所が、
悲しい思い出になったという
今回の事件。

考えれば昔のめちゃめちゃ事件も
「ミスドの会」という楽しい名前に
なったように、
歩きの思い出も、
あそこではあんなことがあったんだよう
という楽しい思い出になることを、
今はしみじみと祈っている
doironなのでありました。


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