「お四国」と「四国」は全く違うんだそうです。
巡礼で行くときと観光で行くときの
四国の表情は全然違うという話です。
確かに、お寺を訪ねていくときにしっとりした感じと、
観光で回っているときの雰囲気とはすごく変わります。
今回の旅も、そのお寺を回る旅
「お四国」はもう終えましたので、
ここから「四国」周りをしていく
ということになるわけです。
概ね行ってみようと考えている
観光地はありますので、
それを目指して旅を続けていきましょう。
円明寺を訪れた後は、まずは宿へと向かいます。
今回は素泊まりなので、
晩飯のことを考えたら、
繁華街に近いところがいいだろうと、
松山の商店街に近いホテルに
予約をとっていました。
夜の食事はどうしようかなあ。
魚のおいしいお店なんかがいいなあ。
ここで昔のことを思い出します
以前の四国巡礼の時は道後温泉に泊まりました。
夜は一人で散歩をしましたねえ。
おいしそうなお店が
いっぱいあったのを思い出します。
今回泊まるのは松山のもっと中心街です。
どんなところかなあと想像しつつ
大阪から長い運転の一日だったなあ
と頑張って走ってゆきます。
ホテルはナビに導かれていきますと、
なんかにぎやかな商店街の裏通りに
入ってゆきますよ。事前電話の
指示通りに駐車場となっている
高いビル内に車を止めてやっと一段落となりました。
わずかですが荷物をもって
宿に向かいましょう。
フロントに行きますと、
いろいろと説明をしてくれます。
旅割もまだありますね。
ワクチン接種済券と免許証を見せて確認。
一泊4000円台でした。
それに加えて、愛媛で8日館使える
2000円のクーポン券もついてきます。
頻繁にお四国や四国に行っているので、
小遣いが底を突きかけていますので、
安いのはありがたいことですなあ。
今回止まった宿はお風呂が
天然温泉のお湯というのが売りです。
早く入浴したいのですが、
まだやりたいことがありますよ。
温泉はもう少し後にしましょう。
まず荷物を置いて歩き回ることにしました。
繁華街を商店見ながら夕食の店選びです。
でも歩いていたら道後温泉の方も
気になるので、ここまで来たんですから、
そちらまでずっと歩いて行くことにしました。
2キロ以上はあるかな。
少しハードですが、帰りは伊予鉄道の路面電車で
帰ることにしましょう。
広い道路沿いを歩いてゆきます。
あ、カラーのマンホールがありますよ。
デザインは市の花である
「やぶつばき」中心で、周りには
伊予かすりの模様がついています。
なかなかねえ、お四国周りをしていると
マンホールまで意識は及ばないのですが、
今回は西条市でもマンホール撮影は
できていますよ。
カワセミとサクラと黒松なんだそうです。
地域の特色が出ていて面白いですねえ。
そんなものを見ながら、
こんな道標にも導かれて、
道後温泉に到着です。
ではなぜ「道後」温泉なんでしょうか。
昔伊予の国府は今治にあったそうです。
京都との関係で今治より向こうとなると
(道前、道中)に比べて道後に
なることからこの名前が付きました。
と書くと、今度はなぜ「伊予」なのか
という疑問もわいてきますね。
これがねえ、まだはっきりして
いないんだそうです。
「温泉節」、「湧水節」など
いろいろあるようですが、
どうも最近は湧水節が強いようです。
湧水をつかさどる「弥光井神社」というのが
その語源だと言われています。
また道後温泉は、日本三大古湯と言われています。
昔、岩の横で怪我をした鷺がその湯を浴びていたら、
元気に飛び立ったというところから
見つけられた温泉です。
その岩が今も残っていて
大事にされています。
それがこれ。
そんないわれがあるんですねえ。
そうそう道後温泉には商店街の
先っちょに仕掛け時計が
置かれていたのを、昔散歩しつつ
みてたのを思い出しました。
あの時計はとみてみると、
ありましたよ。
観光客に囲まれています。
「四国」ですねえ。
続く
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